検索
米国投資ビザ「E2ビザ」「EB5」
米国への移住に関してはさまざまなプログラムがありますが、長期的に自分のコントロール下での滞在を望み、自身で会社経営などする場合に最適な2つの投資ビザ、「E2ビザ」 「EB5」を紹介します。
まずはEB5とE2ビザ、どのような時にどのような目的で使われるか、それぞれのビザの違いを簡単にみてみましょう（図表）。
E2ビザの投資額は事業の内容にもよりますが、＄0.15M～0.3M（2,000万～4000万円）。米国でビジネスを開始後、6ヵ月ほどでビザは取得可能です。条約国投資家という立ち位置の非移民ビザで、5年ごとの更新となるます。
EB5の投資金額は＄0.9M～＄1.8M（1.2億～2.4億円相当）。12ヵ月ほどで臨時の永住権（グリーンカード）が2年間付与され、その後、投資対象が基準を満たしていることが確認できると、10年間の永住権が付与されます。
次にそれぞれの特徴についてみていきます。
EB5とE2ビザでは、投資金額のほか、投資するビジネスも異なります。
E2ビザでは小さなビジネスを買収、および自身で開業する場合がほとんどであり、自身である程度経営する必要があります。もちろんフランチャイズなどを購入し、人を雇って開業することも可能ですが、一定の経営は求められます。E2での投資は事業の50%を超える株式を取得する必要があるため、投資額を数千万円に抑えるには事業の買収か開業が必須となるからです。
EB5では既存のビジネスに投資をし、10人以上の雇用を生み出す必要があります。一方で、EB5の投資は投資対象の事業に対しての株式比率は明言されておらず、大型建設事業などで雇用が確保できる事業体に対して一部投資という形で行うのが一般的です。つまり、その経営に関与する必要はなく、投資家として他の事業に集中することができます。
注目のセミナー情報
【減価償却】11月20日（水）開催
＜今年の節税対策にも！＞
経営者なら知っておきたい
今が旬の「暗号資産のマイニング」活用術
【国内不動産】11月20日（水）開催
高所得ビジネスマンのための「本気の節税スキーム」
百戦錬磨のプロが教える
実情に合わせたフレキシブルな節税術
