【関連記事】浪人しても入りたい…なぜ彼らは「東大じゃなきゃダメ」だったのか?
筑波附属「東大合格者数」…現役合格率が上昇
秋篠宮家の長男、悠仁さまが筑波大学附属高校に合格し、皇位継承者としては戦後初めて、学習院以外の高校に進学することになりました。お茶の水女子大附属中との間の「提携校進学制度」を利用したものですが、偏差値70超という高偏差値が話題となっています。
その名の通り、筑波大学の附属校で1学年240人の男女共学。中高一貫校ですが完全なものではなく、内部連絡入試を経て、男女それぞれ80%が進学できます。大学への内部進学はありません。
進学校として知られ、2021年度の東京大学合格者は29人。そのうち現役生は22人。10人に1人程度が東京大学に進学します。また国公立大学医学部の合格者は25人。そのうち17人は現役合格です。
近年の東京大学合格者数の推移をみていくと、2015年の落ち込みはあるものの、毎年30〜40人ほどの合格者を輩出。特に2018年からは現役生の比率が倍程度となっている点が目立ちます。また国公立医学部の合格者数もみていくと、毎年20名前後、うち10名前後の現役生合格者を輩出。噂通りの進学校です。
【筑波附属高校「東大合格者数」推移】
2014年:29人、うち現役6人
2015年:17人、うち現役8人
2016年:33人、うち現役16人
2017年:39人、うち現役13人
2018年:38人、うち現役23人
2019年:32人、うち現役22人
2020年:36人、うち現役23人
2021年:29人、うち現役22人
【筑波附属高校「国公立医学部合格者数」推移】
2014年:16人、うち現役生は4人
2015年:18人、うち現役生は10人
2016年:21人、うち現役生は6人
2017年:24人、うち現役生は8人
2018年:28人、うち現役生は15人
2019年:16人、うち現役生は8人
2020年:15人、うち現役生は11人
2021年:25人、うち現役生は17人