【為替入門】FXで稼ぐ基礎知識がわかる！初心者が知りたい情報総まとめ

「FXってどんな取引なのか知りたい」
「FX取引は初心者には難しいの？」
「初心者が知っておくべき知識やテクニックを教えて！」
FXが稼げるって聞くけど、詳しい仕組みがよくわからないとお悩みではないですか？

 

FXは二国間の通貨の値動きや金利で稼ぐ投資です。

 

投資には大金が必要だと思われがちですが、FXはワンコイン以下で取引できる会社もあるので、少額からでも始められますよ。

 

この記事ではFXをこれから始める初心者の方に必要な知識をギュギュっとまとめて紹介しています。

 

読み終わるころには、FXでの利益の出し方や注意点がわかるので、失敗せずに取引を始めることができるようになりますよ。

 

あなたのライフスタイルに合ったトレードを選んで、将来の資産形成に役立ててください。

 

 

いますぐ初心者におすすめのFX会社3選を知りたい人は下記ボタンでページ下部に移動できます。

 

 

FXとは？

 

FXとは外国為替証拠金取引「Foreign Exchange」の略称です。

 

 

【外国為替】
2国間の通貨を交換する取引。
例）113円で米ドルを買う。

【証拠金取引】
証拠金を担保に大きな金額を運用する取引。
FXは証拠金の25倍まで運用が可能。
例）10万円の証拠金で、最大250万円の運用ができる。

 

 

あわせて読みたい：【為替とは？】意味とFXのやり方、リスクの対処法を初心者向けに解説

 

FXで利益を出す仕組みとは？

 

FXで利益を出す仕組みは2つあります。

 

①為替差益　（通貨の値動きを利用した利益）
②スワップポイント　（通貨の金利を利用した利益）

 

利益がでるまでにかかる期間や方法が違いますので、自分にあった方法を選んでくださいね。

 

為替差益　（通貨の値動きを利用した利益）

 

為替差益 （通貨の値動きを利用した利益）とは、通貨の値動き利用して得る利益です。

 

ニュースで「円相場は1ドルあたり113円で取引されています」と耳にしたことがあると思います。この日々変動する通貨の値動きを利用して利益を狙います。

 

安く買って、高く売る。トレードで狙う利益はいたってシンプルです。

 

【安く買って、高く売る】
1ドルを100円で買って、101円で売れば1円の利益。

 

また、FXの面白いところは、高く売って安く買い戻しても利益がでる点です。

 

値段が上がるタイミングでも下がるタイミングでも利益を狙えるのはFXの大きな特徴です。

 

【高く売って、安く買い戻す】
1ドルを100円で売って、99円で買い戻せば1円の利益。

 

 

 

 

スワップポイント （通貨の金利を利用した利益）

 

FXには銀行の金利のように貰える、スワップポイントを狙う方法があります。

 

通貨にはそれぞれ金利が設定されていて、通貨ごとの金利を埋め合わせた差をスワップポイントとして毎日受け取れます。

 

例えば、10万メキシコペソを買うと、1日81円のスワップポイントがもらえます（1月24日時点）。年間で29,565円（利回り5.34％）もらえるので、コツコツと利益を積み重ねる手法です。

 

スワップポイント狙いの投資は長期トレードになるので、取引する通貨の見通しを見極めるのが大切です。

 

 

 

あわせて読みたい：【メキシコペソ見通し】一時的な下げはあるが、安定的な値動き

 

スワップポイントをもっと詳しく：【2022春】スワップポイント13社比較！平均値で比べてわかる事実があった

FXが少額で大きなリターンを狙える仕組み

 

FXには小さな資金を元手に大きな運用ができるレバレッジという仕組みがあります。

 

FXが少額ではじめらる理由のひとつは、レバレッジにより証拠金の最大25倍の運用が可能になるからです。

 

 

上の表を見ていただければわかるように、10,000ドルを46,000円で運用できるのですから、その資金効率のよさがわかります。

 

投資には大金が必要と思われがちですが、100通貨以下で運用すれば、ワンコインで始められるくらいFXは身近な投資といえます。

 

あわせて読みたい：【少額FXでおすすめの口座3選】小さく始め大きく稼ぐ2ステップ！

あなたと相性の良いFXの取引スタイルは？

FXには一度の取引を終えるまでの時間で4つのトレードスタイルがあります。

 

トレードスタイル	取引時間	利益の種類	取引1回あたりの損益
スキャルピング	数秒～数分	為替差益	小
デイトレード	数分～数時間	為替差益	中
スイングトレード	数日～数週間	為替差益・スワップポイント	大
長期トレード	数ヵ月～数年	為替差益・スワップポイント	特大

 

利益を出しやすくするにはそれぞれの特徴を知り、自分に合うスタイルで取引するのがポイントです。

 

 

スキャルピング

 

スキャルピングは数秒〜数分単位の超短期取引を行い、小さな利益を積み上げるスタイルです。

 

1回の取引で狙える値幅が小さいので、取引量を増やして投資効率を上げるのが特徴です。

 

【スキャルピングに向いている人】

・チャートを見続ける時間がある人
・集中力と判断力がある人
・自分が見てない時間にお金が動くのが嫌な人

 

 

デイトレード

 

デイトレードは数分〜数時間ポジションを保有し、スキャルピングよりも大きな利益を狙うスタイルです。

 

デイ（1日）以内にポジションを決済し、持ち越さないのが特徴です。

 

相場分析がしやすく取り組みやすいトレード手法です。

 

【デイトレードに向いている人】

・FXにかける時間をなるべく抑えたい人
・規則正しい生活を送りたい人
・寝ている間にリスクを持ち越したくない人

 

 

 

スイングトレード

 

スイングトレードは数日〜数週間ポジションを保有し、デイトレードよりも大きな為替差益を狙うスタイルです。

 

日をまたいでポジションを保有するので、スワップポイントも得られます。

 

ただしマイナススワップのポジションを保有すると為替差益と相殺されて利益が減ってしまうので、プラススワップのポジションを保有しましょう。

 

【スイングトレードに向いている人】

・規則正しい生活を送りたい人
・為替差益とスワップポイント両方を狙いたい人
・取引コストを抑えたい人

 

 

長期トレード

長期トレードは数ヶ月〜数年間ポジションを保有し、スイングトレードよりも大きな為替差益とスワップポイントを狙うスタイルです。

 

ある程度の含み損が出ても耐えられるよう、レバレッジと取引量を抑えるのが特徴です。

 

【長期トレードに向いている人】

・将来に向けて資産形成したい人
・ゆったりFXをしたい人
・円預金や外貨預金よりも高い利子が欲しい人

 

 

FXに必要な基礎知識

 

FXの基礎として次の5つを覚えておきましょう。

 

①売値と買値とスプレッド
②ファンダメンタルズ（経済状況の分析）
③テクニカル分析
④逆指値注文
⑤証拠金維持率

 

 

売値と買値とスプレッド

 

 

 

・売値…通貨を売る時のレート
・買値…通貨を買う時のレート
・スプレッド…売値と買値の差額で、実質的な手数料

 

スプレッドは取引のたびにかかるコストなので、短期取引ほどスプレッドの影響を気にしないといけません。

 

そのため、スキャルピングやデイトレードをはじめるならスプレッドが狭い会社でコストを抑えて取引をするようにしましょう。

 

 

あわせて読みたい：FXのスプレッドは手数料！22社比較と失敗から学ぶコスト節約術

 

ファンダメンタルズ（経済状況の分析）

 

ファンダメンタルズは各国の政治情勢や経済指標、要人発言などの情報を指します。

 

毎月、四半期、年に1回など定期的に発表されるものと、要人発言のように不定期に報道されるものがあります。

 

こういった情報は為替レートに影響するので、経済ニュースをこまめにチェックしましょう。

 

【代表的なファンダメンタルズ分析】

・雇用統計
・GDP
・大統領・首相などの選挙
・政策金利

 

 

 

テクニカル分析

 

テクニカル分析は過去の為替レートの動きのパターンを使い、将来の値動きを予測する手法です。

 

テクニカル分析には数十種類ありますが、最初から全て覚える必要はありません。

 

なぜならメジャーなものをいくつか覚えておき、多くのトレーダーと同じ戦略で取引する方が利益を出しやすいからです。

 

まずは気になるテクニカル分析を利用してみて、自分の予想と実際の値動きを観察してみましょう。

 

あわせて読みたい：【簡単】FXトレード初心者に教えたい7つの知識とボリバン順張り手法

 

 

逆指値注文

 

逆指値注文は今より不利なレートで注文を予約する方法です。

 

上昇するトレンドに乗り遅れないようにしたり、下降トレンド入りしたときに損失を抑える方法として使います。

 

例えば今のレートが1米ドル円＝100円の時に101円で米ドルを買う、あるいは99円で米ドルを売るのが逆指値注文です。

 

あわせて読みたい：【FXの逆指値注文】トレンドフォローと利確・損切りにおける3つの手法！

 

さらに詳しく：【FXの注文方法】トレードスタイル別の最適な注文と適切な売買タイミング

 

証拠金維持率

証拠金維持率は実際に取引している金額に対する証拠金残高の割合です。

 

ポジションの含み損が膨らむと証拠金維持率が下がり、一定率を下回るとロスカットが執行されて強制的に取引が決済されます。

 

FX会社によってロスカットが執行される証拠金維持率は30～100％と異なります。

 

事前に連絡がくるようにマージンコールを設定して、ロスカットされないように対策しておきましょう。

 

 

あわせて読みたい：【図解】マージンコールとは？FX初心者にもわかりやすく5分で徹底解説

 

 

初心者にオススメのFX会社と選ぶポイント

FX会社にはそれぞれ特徴があり、自分のしたい取引に合わせてFX会社を選ぶのが理想です。

 

例えば、長期取引に力を入れているFX会社では、他社より多くのスワップポイントを貰えるので利益を伸ばせます。

 

取引回数が多くなる短期取引なら、スプレッドが狭いFX会社を選ぶのが、コストを抑えられるのでお得です。

 

自分がしたい取引に合わせてFX会社を選ぶのが、失敗しない始め方のコツですよ。

 

 

取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.9銭
取引単位	スワップ	キャッシュバック
1000通貨		最大550,000円

スプレッドは原則固定（※例外あり）。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位

 

・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド！デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

 

 

 

 

100円からできるFX「松井証券」

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.5銭	1.1銭
取引単位	スワップ	キャッシュバック
1通貨	マイナススワップが大きい	最大100万円

スプレッドは原則固定（※例外あり）
 

・1通貨（ドル円なら5円）からFXの取引が可能
・最安水準のスプレッド！デイトレに最適
・初心者向けセミナー動画が充実

 

 

 

 

低スプレッド・高スワップ！「GMO外貨」

 

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.8銭
取引単位	スワップ	キャッシュバック
1000通貨	マイナススワップが大きい	最大550,000円

スプレッドは原則固定（※例外あり）
＊キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

・1000通貨（ドル円なら5千円）からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名

 

 

 

取引を始める前にFXのリスクを確認！

 

FXにはさまざまなリスクがあるため、初心者は気づかぬうちに大きなリスクをとってしまいがちです。

 

特に大きなリターンを得たときは、それだけ大きなリスクを取っていた裏返しでもあります。

 

取り過ぎたリスクは、思わぬタイミングで投資家に牙をむくもの。

 

FXの4つのリスクを覚えて、しっかりコントロールしましょう。

 

①為替変動リスク
②金利変動リスク
③レバレッジによる損失拡大
④流動性リスク

 

 

為替変動リスク

為替変動リスクとは通貨が値動きするリスクです。

 

値動きがないと損も得もしないので、FXをする上で避けて通れないリスクと言えますね。

 

特に新興国の通貨は為替変動リスクが大きいので、取引する時は取引量を抑えるのがポイントです。

 

最初は為替変動リスクの低い通貨ペアで取引に慣れていきましょう。

 

【為替変動リスクが小さい】
米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルなどのメジャー通貨ペア

【為替変動リスクが大きい】
南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラなどの高金利通貨

 

金利変動リスク

金利変動リスクとは各国の政策金利が変動するリスクです。

 

金利が変動するとスワップポイントの金額も変動するため、長期投資では特に気を付けなければなりません。

 

金利が下がった通貨は魅力がなくなり売られるので、為替レートの下落にもつながります。

 

金利は常に一定ではなく、動くものだというのを覚えておきましょう。

 

 

レバレッジによる損益拡大

レバレッジをかけて運用額を大きくすると、損益のリスク幅が増えます。

 

利益に働けば心強いレバレッジも、損失側に働くとそのリスクが牙をむきます。

 

なぜなら、レバレッジをかけるほど証拠金維持率が下がり、ロスカットされやすくなるからです。

 

 

 

リスクを抑えるためにも、取引に慣れなうちはレバレッジを3倍までに抑えておきましょう。

 

流動性リスク

流動性リスクとは、取引する相手が見つからなくなり、売買が成立しなくなるリスクです。

FXには次のような流動性リスクがあります。

 

• 取引量が極端に減少して注文が約定しない
• スプレッドが拡大して大幅に不利なレートで約定する
• 土日は取引できないので現金化できない

 

平日24時間いつでも決済して現金化できるので、FXの流動性リスクは株や外貨預金などの他の投資商品と比べて流動性リスクは低めです。

 

ただし、経済指標の発表時には流動性リスクが大きくなるので注意しましょう。

準備ができたらデモトレードで取引を練習してみよう

 

FXの基礎を勉強したら、デモトレードで取引を練習してみましょう。

 

デモ取引はメールアドレスとパスワードの登録だけで、誰でも即日利用可能です。

 

仮想資金で取引するので、損失が出ても実際の資金は減りません。

 

損失を気にせずノーリスクでFXのスキルを伸ばせる便利ツールとしておすすめです。

 

 

 

あわせて読みたい：【初心者向けFXの練習方法】おさえるべきポイントと本番に活かすコツ

FX初心者が勉強しておくべきテクニカル指標2選

FX初心者が押さえるべきテクニカル指標は次の2つです。

 

①トレンドライン
②ボリンジャーバンド

 

 

複雑なテクニカル指標を使ったからといって利益が出やすくなるとは限らないので、まずは基本的な指標を覚えましょう！

 

トレンドライン

 

トレンドラインはチャートの山や谷を結んでできた直線の傾きを見て、トレンドの方向を見るテクニカル指標です。

 

• トレンドラインが右上がり→上昇トレンド→買いエントリー
• トレンドラインが右下がり→下降トレンド→売りエントリー
• トレンドラインが横ばい→レンジ→高値売り安値買い

 

上記のようにトレンドと同じ方向にエントリーしてポジションの含み益を伸ばす手法を「順張り」といいます。

 

 

順張りはシンプルで利益を伸ばしやすく、FX初心者にとって判りやすいのでおすすめです！

 

あわせて読みたい：スグできるバイナリーオプションの順張り手法！初心者向け5つのSTEP解説
（※バイナリーオプションの記事ですが、FXでも使える順張りの手法です。）

 

ボリンジャーバンド

 

ボリンジャーバンドは中心線から上下に3本ずつ引かれた「バンド」とチャートの位置関係から、相場の過熱感を読むテクニカル指標です。

 

• チャートが＋3σに近いほど買われすぎ→反落を予測
• チャートが-3σに近いほど売られすぎ→反発を予測

 

ただし重要なファンダメンタルズの発表時や相場に強いトレンドが出ている時は、反転せずにレートが伸び続ける場合があるので注意してください。

 

あわせて読みたい：【簡単】FXトレード初心者に教えたい7つの知識とボリバン順張り手法

まとめ

今回紹介した「FXの基礎知識と自分に合う取引スタイル」を理解すれば、FXの始め方で悩まずに済み、無理のないスタイルで安全に取引を始められますよ。

 

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

 

・FXは二国間の通貨ペアを取引して為替差益とスワップポイントを狙う証拠金取引
・FXには最大25倍のレバレッジがあるので少額で取引できる
・スキャルピング〜長期トレードの4つのトレードスタイルがある
・スプレッドやスワップポイントなどの基礎知識を押さえて、自分に合った取引を見つけよう
・初心者は総合力の高いFX会社を選ぼう。GMOクリック証券、松井証券、GMO外貨の3社がおすすめ。
・FXには為替や金利の変動によるリスクがある。

 

「FXは大損して借金を負う」という怖いイメージがあるかもしれませんが、リスク管理をすれば資金効率よく稼げる投資です。

 

正しい知識を身につけて、お小遣い稼ぎや将来に向けた資産運用を始めてみませんか？