FX取引を行うにあたって「スプレッド(FX取引をする際の買値と売値の差)」はとても大切な要素の一つです。たとえばスプレッドが「0.1銭」変わるだけでも取引をする金額によっては数億円といった違いになることがあります。また、日本のFX会社は海外の同業と比較してスプレッドが極端に狭いのが特徴です。その理由についてみていきましょう。
日本のFX業者が「狭いスプレッドで運営できる」驚愕のカラクリ ※画像はイメージです/PIXTA

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日本のFX会社が設定している「日本円/米ドル」のスプレッドとは

海外のFX業者が設定しているスプレッドを紹介をする前に、日本の代表的なFX会社が設定しているスプレッドについて知っておきましょう。

 

一般的にマイナー通貨であればあるほど、スプレッドは広く設定されているケースが多いです。逆に「日本円/米ドル」は日本で最も取引量の多い通貨ペアなので、スプレッドが狭いことが多く、ほとんどのFX会社が0.2銭に設定しています。

 

なかには、「日本円/米ドル」に関してはスプレッドをゼロに設定しているというFX会社もあります。全体的に見てスプレッドが狭いのが特徴的です。

海外のFX業者では、どれくらいのスプレッドなのか?

日本では0.2銭程度に設定されていることの多いスプレッド。海外と比較してみましょう。

 

スプレッドの広さについては日本と同じく業者によって異なりますが、海外の業者では「1.1銭~2.0銭」程度に設定されていることが多いです。

 

日本のFX会社とのスプレッドを比較してみると、5倍~10倍の差があり、これだけを見ると海外のFX業者で取引をすればするだけマイナスになるのではないかと思うかもしれません。

 

単純に日本のFX会社と比較をしても、スプレッドが広ければユーザーが受けるマイナスが大きくなるので、勝ちにくくなるのは事実です。

 

また、日本のFX会社ではそれほど見かけませんが、海外のFX業者のなかにはスプレッドの他に「取引手数料」をユーザーから徴収するケースも多くなっています。日本国内のFX会社を利用する場合はスプレッドに気をつければ問題ありませんが、海外のFX業者を利用する場合は注意しましょう。