フィリピンの優先株式の魅力
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まず優先株について簡単に説明します。
優先株は、配当支払いや残余財産の分配が普通株に優先する株式で、一般的には、議決権を持たない代わりに高い配当率を設定しています。企業側からすると議決権比率を変えることなく、資本を増強することが可能な資金調達で、メザニンファイナンスとも言われ、借入金と普通株式によるエクイティファイナンスの中間的な資金調達手法です。
投資家目線では、優先株はより保守的な投資といえます。値動きは限定的です。固定金利に基づいていますので、価格が上がれば、利回りは下がります。フィリピンの優先株式の場合、通常は四半期ごとに配当金が支払われます。優先株の発行期間は5年から7年が多いです。
ただ発行企業側のオプションで期間を延長できますので、長期に渡って流通している優先株もあります。フィリピンの優先株式は、日本やアメリカなどの先進国に比べて、財閥企業などのブルーチップ・優良銘柄でも金利が高いのが魅力です。
フィリピン株式…注目の優先株
それでは、注目の優先株を見て行きます。
最初は「ACPB1」、「Ayala」の優先株です。通常、「Ayala」の優先株は最も安全な投資先の一つと考えられます。フィリピン最強財閥「Ayala」の債務返済能力は当然かなり高いので、他の企業に比べて金利が低いということになるわけですが、それでも「ACPB1」は年間5%程度の利回りを投資家に提供しています。
次に「FGEN-G」を見て行きます。「First Gen」はクリーンエネルギーの会社で、フィリピン10大財閥の一つ「ロペスグループ」の会社です。現在7.1%という高い配当利回りを誇っています。2022年に満期を迎えます。「First Gen」の今後数年間の方向性を見ると、同社はLNG液化天然ガスターミナルにも事業を拡大しているため、これは有望であると考えられます。メインの事業は、地熱を中心としたクリーンエネルギーで、水力発電も行っています。同社は東南アジアで最大の地熱発電所会社のひとつです。
フィリピンではLNGを生産していないので、LNGを輸入するためのターミナルを作ろうとしています。これはフィリピン初です。
フィリピンでは慢性的に電力供給が非常に不足しています。特に経済成長に伴い、電力の需要が高まっていますので、需給がより逼迫してきています。ですから、電力供給の不足に対応するためには、石炭、水力、地熱、石油など多様なエネルギー源を確保する必要があるわけです。今世界中でクリーンエネルギーがブームになっていますが、フィリピンのように人口が1億人を超えかつ高い経済成長をしていく国では、とてもクリーンエネルギーだけに頼ることができず、LNGへの需要も相当あるということです。
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