不倫された=離婚とは限らない、大切なのは自分の意思
不倫は法律上の離婚事由にはなりますが、それは、「必ず別れなければいけない」ということではありません。
親というプレイヤーが介入することで、本来の意思決定権者であるご夫婦の意思が見えづらくなってしまうことがあります。まずは、不倫をされたあなたが「どうしたいか」が重要です。夫の親、自分の親に何を言われているから、ではなく、自分はどうしたいのか、ということを考えてみましょう。
「とりあえず夫と話をしたい」と思っていらっしゃるのでしたら、ご両親に「自分たち夫婦の話だから、一度ゆっくり考えさせてほしい」ときちんと伝えるべきだと思います。
一人になって自分の気持ちと正直に向き合い、そして相手とも本音でぶつかってみてからどうするかを考えても、遅くはないはず。また、その内省する作業自体が、次の人生への一歩を踏み出させてくれることでしょう。
水谷 江利
世田谷用賀法律事務所 弁護士
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