では食パンの消費金額はどうでしょう。最も食パンにお金をかけているのは、「兵庫県神戸市」で12,256円。「和歌山県和歌山市」11,857円、「島根県松江市」11,601円、「鳥取県鳥取市」11,295円、「石川県金沢市」11,282円と続きます(図表3)。
一方で最も食パンにお金をかけないのが「秋田県秋田市」で6461円。1位の兵庫県神戸市の半分程度です。「福島県福島市」「宮崎県宮崎市」「沖縄県那覇市」「鹿児島県鹿児島市」と続きます。
上位に注目すると、神戸市、和歌山市、松江市、金沢市、東京区部、広島市は、食パンの消費量に比べて消費金額が高い傾向あります。「食パンを買うなら高いものを」という傾向が強い街といえるでしょう。
特に第1位の神戸市は人気のベーカリーも多く、“パンの街”としてたびたびメディアでもも紹介されています。高級住宅地も点在するエリアなので「毎日食べる食パンにお金をかける」という人が多くても納得できるのではないでしょうか。