1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
主要株式市場は概ね小幅ながら下落しました。米国株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米国景気回復に対する懸念が強まった他、米中対立問題が引き続き懸念材料となりましたが、新型コロナワクチンの開発進展期待などは株価の支援材料となりました。個別では、ハイテク株が上昇する一方、景気循環株や金融株などが軟調に推移しました。NYダウは週間では横ばいとなりました。日本株式市場は、日本の4-6月期GDP速報値の大幅悪化や円高基調となったことなどが嫌気されました。日経平均株価は1.58%下落しました。欧州株式市場は、欧州圏での新型コロナウイルスの感染再拡大、軟調な経済指標などを背景に下落しました。DAX指数は1.06%、FTSE100指数は1.45%下落しました。中国株式市場は、中国人民銀行による予想を上回る資金供給などを受けた金融緩和期待などが相場の支援材料となり、上海総合指数は0.61%上昇しました。香港ハンセン指数は米中関係に対する警戒感が強まり、0.27%下落しました。
<リート>
グローバル・リートは欧米での長期金利の低下は好感されたものの、低調な株式市場を嫌気して、ほぼ横ばいとなりました。
<債券>
米国の長期金利は、米中対立問題が引き続き懸念材料となったことや、新規失業保険申請件数が前週から増加して再び100万件を超えたことなどを受けて0.081%低下しました。日、独、英の長期金利も低下しました。
<為替>
円相場は主要通貨に対して円高となりました。米中対立問題が引き続き懸念材料となったことや米長期金利が低下したことなどを受けて対ドルでは0.75%の円高となりました。対ユーロでも1.13%の円高となりました。
<商品>
円相場は主要通貨に対して円高となりました。米中対立問題が引き続き懸念材料となったことや米長期金利が低下したことなどを受けて対ドルでは0.75%の円高となりました。対ユーロでも1.13%の円高となりました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年8月17日~8月21日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2020年8月24日)
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