2020年5月の注目イベント

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■世界的な新型コロナ感染拡大は中国をはじめ米国やドイツでは鈍化してきており、これらの国々では大規模なロックダウン(都市封鎖)によって止まっていた経済活動の再開が模索されています。第2波(感染の再拡大)も懸念されるため、ワクチンが開発され新型コロナ終息が見通せるまでは、感染拡大のコントロールと行動制限の緩和の微妙な舵取りが必要です。英豪や新興国各国では金融政策決定会合が予定されていますが、感染拡大の影響で景気が冷え込んでいるため、緩和的な金融政策が継続されるとみられます。

 

■新型コロナによる経済停滞で原油需要が大幅に減少し原油価格の下落が続いています。石油輸出国機構(OPEC)などの主要産油国は原油生産の1割という歴史的な減産を行うと発表しましたが、4月20日の原油先物価格は損失覚悟の売りなどから史上初のマイナス価格をつけました。短期的な需要回復が見込まれない中、主要産油国は一段の減産で歩み寄るとみられ、今後の協議の行方に注意が必要です。

 

■日本では新型コロナ感染拡大が続いており鈍化の兆しはまだみられません。外出自粛が要請されていますが、接触機会の8割削減の目標は十分には達成されておらず、5月6日が期限の緊急事態宣言は延長が取りざたされています。経済への影響も懸念され、今後の政府の対策が注目されます。

 

(注)2020年4月23日現在。日付は現地時間。 (出所)各種報道等より三井住友DSアセットマネジメント作成
各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2020年5月) (注)2020年4月23日現在。日付は現地時間。
(出所)各種報道等より三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年5月の注目イベント』を参照)。

 

(2020年4月24日)

 

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調査部は、総勢25名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友DSアセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約1,000本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2018年度実績)。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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