今回と次回は株式を主要な投資対象とする投資信託の月次レポートの主なチェックポイントをご紹介いたします。ポートフォリオの状況をチェックすることにより、国、業種・セクターなど組入状況等を確認できます。また、コメントをチェックすることにより運用会社が今後の見通しをどう考えているかなどが分かります。
(必須開示の)ポートフォリオの状況をチェック
今回と次回は株式を主要な投資対象とする投資信託の月次レポートの主なチェックポイントをご紹介いたします。チェックポイントには、適時開示すべき必須開示の項目と運用会社が自主的に開示すべきと考える任意項目があります。まずポートフォリオの状況を確認しましょう。国、業種・セクター、株式のサイズ(大型・中小型)、通貨比率、分散投資なのか集中投資なのか、などファンドの組入状況を確認することができます。また、組入上位10銘柄がどのような顔ぶれかも理解できます。(図表1)
(任意開示の)コメントをチェック
またコメント欄を見ると、市場はどうだったのか、運用会社が運用環境をどう見ているのか、また今後の見通しをどう考えているのかなどが分かります。(図表2)
(任意開示の)バリュエーションに関する項目や売上・利益などの業績に関する項目をチェック
また、指数などでは把握できない、あるいはデータの取得自体が困難な、実際のポートフォリオのPER、PBR、配当利回りといったバリュエーションや業績に関する開示が行われている場合はチェックしましょう。今後どのようなリターンが期待できるのかを考える参考になります。(図表3)
また、株式投資のトータルリターンは大きく分けて①キャピタルゲイン(値上がり益)と②インカムゲイン(配当収入)に分けられます。さらに、キャピタルゲインを生み出す株価の変動は1株当たり利益(EPS)の変化と株価収益率(PER)の変化に分けることができます。短期間の株価変動はPER変化のインパクトが非常に大きく、長期投資ではインカムゲインがリターンを下支えしてくれます。その違いの確認もしましょう。(図表4)
当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『実践的基礎知識 月次レポート編(4)<月次レポートの読み方株式編①> 』を参照)。
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