1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
米国株式市場は、週前半は新型肺炎の感染者数の増加ペースが鈍化したとの見方などを受けてもみ合いとなりました。その後は新型肺炎の世界的な広がりによる世界経済の減速懸念や米経済指標の悪化などが嫌気され下落しました。週間でNYダウは1.38%下落しました。日本株式市場は、国内での新型肺炎の感染者数が増加したことや10-12月期GDP速報値が弱い結果となったことなどを嫌気して、日経平均株価は1.27%下落しました。欧州市場では、独DAX指数は新型肺炎の感染者数の拡大による景気悪化懸念が強まり1.20%下落しました。英FTSE100指数はポンド安が好感され、小幅安にとどまりました。中国株式市場では、上海総合指数は新型肺炎の感染者数の増加ペースが鈍化したとの見方や中国政府の積極的な景気支援策への期待などから4.21%上昇しました。香港ハンセン指数は新型肺炎拡大による世界経済の減速懸念などから1.82%下落しました。
<リート>
グローバル・リートは欧米の長期金利の低下を好感する一方、株式市場の下落を嫌気してほぼ横ばいとなりしました。
<債券>
米国の10年国債利回りは、新型肺炎の世界的な広がりによる世界経済の減速懸念や米経済指標の悪化などを受けて、0.114%低下しました。日本、ドイツ、英国の10年国債利回りも低下しました。
<為替>
円相場は対ドルでは、日本での新型肺炎拡大や10-12月期GDP速報値が弱い結果であったことなどを受けて1.67%の円安となりました。対ユーロでも1.72%の円安となりました。
<商品>
原油価格は、石油輪出国機構(OPEC)などによる減産延長への期待などから2.56%上昇しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年2月17日~2月21日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2020年2月25日)
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先週の「マーケット・ウィークリー」
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