1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
米国株式市場は、米中貿易協議の第1段階合意への署名を好感したほか、中国や米国の経済指標が市場予想を上回ったことやおおむね良好な決算発表が続いたことも追い風となり、主要3指数がそろって史上最高値を更新しました。週間ではNYダウは1.82%上昇しました。日本株式市場は、米中貿易協議の第1段階合意への署名などを受けて円安となったことや米国株式上昇を背景に上昇しました。日経平均株価は0.80%上昇しました。欧州株式市場は、米中通商協議の進展期待が高まったことなどが好感されDAX指数は0.32%上昇しました。FTSE100指数は英国の利下げ観測などが好感され、1.14%上昇しました。中国株式市場は、香港ハンセン指数は米国による中国の「為替操作国」指定解除や、中国の主要経済指標がおおむね市場予想を上回る結果となり、1.46%上昇しました。上海総合指数は米中合意内容を見極めたいとの見方も強く0.54%下落しました。
<リート>
グローバル・リートは欧米の株価上昇を好感して2.53%上昇しました。
<債券>
英国の10年国債利回りは、12月の英国小売売上高が大きく予想を下まわったことを受けて利下げ観測が強まり、0.137%低下しました。米国、日本、ドイツの10年国債利回りはほぼ横ばいとなりました。
<為替>
トランプ米大統領と劉鶴中国副首相が米中貿易協議の第1段階の合意文書に署名したことなどを受けて円は、対米ドルで0.63%、対ユーロでも0.44%の円安となりました。
<商品>
原油価格は、イラン情勢をめぐる警戒感が後退したことなどを受け0.85%下落しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年1月13日~1月17日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2020年1月20日)
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先週の「マーケット・ウィークリー」
2020年1月14日 先週のマーケットの振り返り(2020/1/6-1/10)
先月の「マーケット・マンスリー」
2020年1月8日 先月のマーケットの振り返り(2019年12月)
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