1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
米国株式市場は、米中貿易協議の進展期待や中国の金融緩和策などを好感して堅調に推移し、主要指標は一時最高値を更新しました。その後は米軍がイラクの首都バグダッドでイラン革命防衛隊の精鋭組織の司令官を殺害し、中東情勢が悪化するとの警戒感が高まったことや、12月の製造業景況感指数が市場予想に反して前月から低下したことなどから下落しました。週間ではNYダウはほぼ横ばいとなりました。日本株式市場は、円高を嫌気したことや、年末年始の休場を控えてポジション整理の動きも出て、日経平均株価は0.76%下落しました。欧州株式市場は、中東情勢が悪化するとの警戒感などからFTSE100指数は0.29%、DAX指数は0.88%下落しました。中国株式市場は、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を6日から0.5%引き下げると1日に発表したことなどを好感して香港ハンセン指数は0.80%、上海総合指数は2.62%上昇しました。
<リート>
グローバル・リートは欧米の長期金利の低下を好感して0.24%上昇しました。
<債券>
中東情勢が悪化するとの警戒感が高まったことなどを背景に、主要国の10年国債利回りは低下しました。米国は0.087%、日本は0.011%、ドイツは0.022%の低下となりました。
<為替>
米軍がイラクの首都バグダッドでイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、中東情勢が悪化するとの警戒感が高まったことなどを背景に円は、対米ドルで1.23%、対ユーロでも1.41%の円高となりました。
<商品>
原油価格は、中東情勢が悪化するとの警戒感から2.15%上昇しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年12月30日~2020年1月3日のマーケットの振り返り』を参照)。
(20120年1月6日)
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