1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
海外市場の多くがクリスマス休暇だったこともあり、市場を大きく動かす材料に乏しい1週間でしたが、主要株式市場は堅調に推移しました。米国株式市場は、米中貿易協議の第1段階合意署名への期待が続き、小幅ながら上昇しました。NYダウは0.67%上昇し、最高値を更新しました。日本株式市場は、海外株式市場の上昇を好感しましたが、11月の小売売上や鉱工業生産が弱い数字だったことか等が市場の上昇を抑え、日経平均株価はほぼ横ばいの、0.09%上昇にとどまりました。欧州株式市場は、米国株式市場同様上昇し、代表的なストックス欧州600指数は最高値を更新しました。FTSE100指数は0.82%、DAX指数は0.14%上昇しました。中国株式市場は、香港ハンセン指数は1.27%上昇しましたが、上海総合指数はほぼ横ばいとなりました。
<リート>
グローバル・リートは世界的な株高、長期金利の低下を好感して0.87%上昇しました。
<債券>
大きな材料に欠ける1週間でしたが、主要国の10年国債利回りは低下しました。米国は0.042%、日本は0.014%、ドイツは0.004%の低下となりました。
<為替>
海外市場のクリスマス休暇や年末を直前に控えた中、為替は全般的に小動きでした。円は、対米ドルでは横ばいの推移となりました。対ユーロではユーロが上昇したため、0.71%の円安となりました。
<商品>
原油価格は、米国の原油在庫が低下したこと等を受け、2.12%上昇しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年12月23日~12月27日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2019年12月30日)
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