株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+1.9%、深セン総合指数が+2.8%と上昇しました。トランプ米大統領が20カ国・地域首脳会議(G20)における米中首脳会談開催の可能性に言及し、G20で合意できる可能性もあることを示唆したことが好感されたほか、中国政府が地方債の使途制限の緩和を打ち出し、インフラ投資拡大への期待が高まったことから、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比+0.8%、レッドチップ指数が+0.5%と上昇しました。米中の金融緩和期待の高まりや中国本土市場の株価上昇を受けて、株価は上昇しました。ただし、「逃亡犯条例」改正に反対する抗議デモが嫌気されたことから、上昇率は中国本土市場より小さなものにとどまりました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年6月17日)