株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.4%、深セン総合指数が▲4.4%と下落しました。中国政府が米中貿易協議に関する白書を公表し、協議の不調に関して米国の責任を強調するなど、米中貿易摩擦の激化が意識されたほか、7日の休場を控えてポジション調整の売りがみられたこともあり、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.5%、レッドチップ指数は▲0.3%と下落しました。米中貿易摩擦の激化が懸念されたことなどが売り材料となりました。一方、世界的には、株式市場は主要中央銀行の金融緩和期待の高まりを受けて上昇しました。この影響で香港市場の下落は小幅にとどまりました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年6月10日)