株式市場
4月22日~5月6日の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲11.1%、深セン総合指数が同▲14.8%と大幅に下落しました。4月17日に発表された1-3月期実質GDPなど主要経済指標が良好な結果だったため、預金準備率の追加引下げなどの金融緩和期待が後退し相場の重しとなりました。さらに、5月5日にトランプ米大統領が中国からの輸入品2,000億ドル分にかかる追加関税を10日に10%から25%に引き上げる方針を示したことが相場の下落要因となりました。5月1日~3日は祝日につき休場でした。同期間の香港市場は、H株指数が前週末比▲4.5%、レッドチップ指数は同▲3.3%と下落しました。中国本土市場と同様に、トランプ米大統領が対中関税を引き上げる方針を表明し、米中貿易摩擦への懸念が再燃したことが相場の下落要因となりました。4月22日と5月1日は祝日につき休場でした。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年5月7日)