■国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを公表します。米中通商問題や中国の景気減速などを受けて世界経済への減速懸念が高まる中、見通しが下方修正されるかどうか注目されます。
■日本では、1日に新元号発表、30日には天皇退位の礼が行われます。月末からゴールデンウィークにかけては、新天皇即位に伴う大型連休も控えており、消費押し上げ効果が期待されます。
■インド、インドネシア、スペイン、イスラエルなど各地で選挙が実施される予定です。日本では、4月7日、21日に統一地方選挙が実施されます。夏の参院選の動向を占う前哨戦と位置づけられます。
■日銀は金融政策決定会合と同時に展望リポートを公表します。日銀が2%達成の物価目標として掲げる消費者物価指数(生鮮食品を除く)前年比などの、21年度までの経済、物価見通しが公表されます。
■米中貿易協議は引き続き交渉が続けられると見られますが、最終合意にあたる米中首脳会談は4月以降にずれこむ見通しです。
(2019年3月26日)
関連マーケットレポート
2019年3月20日 最高値更新が見えてきたインド株式市場(2019年3月後半)
2019年3月14日 減速傾向が続く中国経済(2019年3月)