先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は概ね上昇しました。米国株式市場は、議会で予算案が合意され、再度の政府機関閉鎖が回避されることになったことや、米中通商協議で進展があり、翌週もワシントンで協議が継続されると伝えられたことなどが好感され、NYダウは週間で3.09%の上昇となりました。日本株式市場は、米中通商協議の進展期待などからNYダウが上昇したことや一時111円台まで進んだ円安などを好感して、日経平均株価は2.79%上昇しました。欧州株式市場では、ドイツDAX指数は米国での政府機関閉鎖回避や米中通商協議の進展期待などから3.60%上昇しました。英国FTSE指数は原油価格上昇などを好感して2.34%上昇しました。中国株式市場は、上海総合指数は米中通商協議の進展期待などから2.45%上昇しました。香港ハンセン指数はほぼ横ばいとなりました。
<リート>
グローバル・リートはほぼ横ばいとなりました。
<債券>
米国の10年国債利回りは、米中貿易協議の進展期待や米政府機関の再閉鎖回避を受けて、週間では0.029%上昇しました。ドイツ、英国、日本の10年国債利回りも小幅に上昇しました。
<為替>
円は対米ドルでは、米中貿易協議の進展期待や米政府機関の再閉鎖回避を受けて米国株式が上昇したことなどから、0.67%下落しました。対ユーロルでは、週間で0.42%下落しました。
<商品>
原油価格は、サウジアラビアなど主要産油国の減産姿勢などが好感され、5.44%上昇しました。
株式(前週比)
リート(先週比)
10年国債利回り(前週差)
為替(前週比)
(2019年2月18日)