株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.6%と上昇しましたが、深セン総合指数は▲0.8%と下落しました。発表された中国の12月の工業利益が2カ月連続して前年比マイナスとなった他、米国が中国通信機器最大手・華為技術と同社副会長を起訴したと報じられたことが、株価の下落要因となりました。一方、中国証券監督管理委員会が発表した市場活性化策が好感されたことや、米中貿易摩擦問題の進展期待などが、株価の上昇要因となりました。香港市場は、H株指数が前週末比+1.7%、レッドチップ指数が+1.1%と上昇しました。米連邦公開市場委員会で利上げ打ち止め示唆などのハト派的な姿勢が示されたことや、米中貿易摩擦問題の進展期待などから、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年2月4日)