株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.2%と小幅に上昇しましたが、深セン総合指数は▲0.2%と小幅に下落しました。21日に発表された、中国の2018年10-12月期GDP成長率は前年同期比で+6.4%と、2009年1-3月期以来の低水準となりましたが、12月の小売売上高と鉱工業生産が事前予想を上回り、景気が安定化しつつあることが示唆されました。また、1月末に米中間の閣僚級協議開催が控えていることから、株価は比較的小動きで推移しました。香港市場は、H株指数が前週末比+2.2%、レッドチップ指数が+0.5%と上昇しました。国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正したことなどから週前半は下げる局面もありましたが、米中貿易摩擦の緩和期待などから、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年1月29日)