株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+1.7%、深セン総合指数が+0.7%と上昇しました。14日に発表された中国の12月の貿易統計では、輸出入ともに大幅に鈍化したことから、週初は株価が下落しました。しかしその後は、中国政府から相次いで景気対策などが発表されたことや、中国人民銀行が公開市場操作により連日で大規模な資金供給を行ったこと、一部で米政府が対中関税の引き下げを議論していると報じられたことを受けた米中貿易摩擦の緩和期待などから、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比+1.7%、レッドチップ指数が+1.5%と上昇しました。週初は、中国の12月の貿易統計の悪化を受けて株価が下落したものの、その後は中国政府の景気対策や米中貿易摩擦の緩和期待などから、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年1月21日)