株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+1.5%、深セン総合指数が+2.6%と上昇しました。1月4日に中国人民銀行が預金準備率を1%引き下げると発表した他、大型のインフラ投資案件の認可が進んでいることを好感して、株価は上昇して始まりました。その後、7日~9日に行われた米中貿易協議の進展が期待されたことや、自動車や家電などの消費促進対策が年内にも策定されるとの報道を背景に、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比+4.2%、レッドチップ指数が+4.1%と上昇しました。中国人民銀行の預金準備率引き下げや、米中貿易協議の進展期待とともに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げを急がない姿勢を示したことを好感して、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年1月15日)