株式市場
昨年12/24~1/4の中国本土市場は、上海総合指数が▲0.05%、深セン総合指数が▲0.40%とわずかに下落しました。発表された中国の11月の工業利益や、中国政府や民間機関による12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化などが嫌気されました。一方、1/4には米中通商問題に関して次官級協議が1/7~8に行われると報道されたことから株価が大幅に上昇し、それまでの下落を埋めました。昨年12/24~1/4の香港市場は、H株指数が▲0.71%、レッドチップ指数が▲0.42%と下落しました。米国や中国などの景況感指数の悪化や、米国大手ハイテク企業の売上見通しの下方修正などを受けた世界的な株価下落などが嫌気されました。ただし、米中通商問題の次官級協議開催の報道により、1/4には値を戻しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2019年1月7日)