株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.9%、深セン総合指数が▲1.7%と下落しました。先週は、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米中の貿易交渉に関して慎重な姿勢を示したことなどから米中貿易摩擦懸念が高まったことや、週後半から翌週にかけての中国の重要指標発表を前に様子見姿勢が広がったことなどから、株価は反落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.4%、レッドチップ指数が▲2.2%と下落しました。米国の中間選挙の結果、米議会がねじれ状態となったものの、概ね市場の予想通りだったことから主要国の株価は上昇しました。しかし、米中貿易摩擦への懸念や、元安進行による資金流出懸念から、香港市場は週間では下落しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年11月12日)