株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+1.6%、深セン総合指数が+0.4%と上昇しました。引き続き米中貿易摩擦の影響や人民元安が懸念されたものの、国務院常務会議で主に財政政策を通じた景気支援の姿勢が示されたことが好感され、株価は上昇しました。また、週末に発表された中国の6月の工業利益は前年同期比+20.0%と、前月の21.1%から減速するも高い伸びを示しました。香港市場は、H株指数が前週末比+3.4%、レッドチップ指数が+2.9%と上昇しました。先週は中国政府の景気支援の姿勢や、中国本土株高を好感して、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年7月30日)