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世界有数の技術大国「イスラエル」の知られざる魅力とは?

AI、IoT、自動運転、サイバーセキュリティーなど様々なハイテク技術の開発で、世界中の投資家から注目を集めるイスラエル。本連載では、「中東のシリコンバレー」と呼ばれるイスラエルの魅力をご紹介します。

「メガテック」分野で他国をリードする技術力を保有

イスラエルと聞くと、日本ではどのようなイメージをもつでしょうか。中東の国、ユダヤ人やユダヤ教の国、周辺国と紛争が絶えない国、治安がよくない国、パレスチナ問題。おそらくこういったイメージをもつ人が多いのではないでしょうか。

 

 

実は、AI(Artificial intelligence 人工知能)、IoT(Internet of Things)、自動運転、サイバーセキュリティーなどの「メガテック」分野において、イスラエルは米国をも凌駕する勢いの「技術大国」に成長しています。小国ならではの競争戦略と、意外なほどの多様性をもつイスラエルについて、ご紹介をいたします。

ハイテク技術分野の開発に特化し、高い競争力をもつ

イスラエルの基本情報は次の通りです。

 

[図表]

 

イスラエルはハイテク技術に優れた国づくりを行うというグランドデザインを描き、実際に1990年代以降、その創造的な技術開発力により急速な発展を遂げてきています。

 

 

ユダヤ人の離散と迫害の歴史のなかで建国されたイスラエルにおいては、ユダヤ人の国家としてのイスラエルを守り続けていくことと、周辺諸国との和平を実現していくこと、そしてハイテク技術に優れた国家として世界に貢献することが重要であると考えられています。

 

砂漠の国であり、国土の60%以上が乾燥地に覆われています。「小国」で天然資源にも乏しく、隣国とは緊張関係にあり、国内市場の規模も小さいことから、地政学的には、製造業よりもハイテク技術分野の開発に特化し、世界市場を目指すことで競争力を高めてきました。

 

イスラエルでは「0から1」という表現を好んで使うことが多いそうで、自らが「0から1」を生み出す創造力に長けていると自負していることが理由であるそうです。さらには、「明日、何が起こるかわからない」という民族的な歴史の中では、スピード、自立、生存していくための方法を何もない中から考える、常に起業家的なマインド、人生観や死生観が求められるようです。 

 

テルアビブ市内

 

テルアビブ市内

PWM日本証券株式会社 代表取締役社長

1982年に雪印食品㈱に入社し、営業、営業企画、経営企画管理、財務経理課長等を経て退職し、2006年に日本証券新聞社社長、2008年にPWM日本証券㈱取締役に就任し、2012年から代表取締役(現任)。
製造業、金融業を企業内部から営業・財務・経理・税務に携わり、経営者目線での企業買収、企業再生などを経験。
現在は、証券会社で経営の多角化、外国債券の発掘、新規チャネルの開拓に取り組んでいる。

著者紹介

連載中東のシリコンバレー「イスラエル」ハイテク発明大国の最新事情

 

 

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