書籍詳細

『中小製造業のための正しい人材活用術 指示下手経営者と指示待ち社員』

中小製造業のための正しい人材活用術 指示下手経営者と指示待ち社員

石山 賢

出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング

発行年月:2026年3月

社員が誰もついてこない“はだかの王様”になっていませんか?
社員とともに成長し続ける会社にするために
人材を上手に活かすポイントとは――
日本の製造業は、GDPの約2割を占める主力産業であり世界市場でも高い競争力を誇っています。その競争力を下支えしているのが多くの中小製造業です。ところが、中小製造業では人手不足と技能継承の問題が深刻になっています。熟練工の高齢化が進む一方で、若い人材は定着せず、現場では「背中を見て覚えろ」「指示どおりに動け」といった旧来型の教育がいまだに残っています。その結果、社員は自ら考えず、意見を言わなくなり、経営者だけが孤立していく――このような構造のなかで、気づかぬうちに経営者は“裸の王様”になってしまうのです。
著者自身も、中小製造業で現場や営業を経験してきましたが、どの会社でも仕事を体系的に教わる機会がありませんでした。また管理職に就いてからも、部下をどのように指導すればよいのか、その「教え方」を学ぶ場がないことに課題を感じるようになりました。自分と同じように仕事の進め方や指導方法が分からず悩んでいる人は、ほかにも多くいるのではないか。その課題を解決して日本の中小製造業の力になりたいという想いから、コンサルティング会社を立ち上げました。 そして多くの中小製造業と関わるなかで、過去の自分の経験と同じように、現場の教育体制が整っていないことで生じる混乱や、属人的なマネジメントが組織の成長を妨げている状況を何度も目の当たりにしてきました。
本書では、中小製造業が直面する構造的な課題を整理したうえで、経営者の意識を変える重要性や、その具体的な方法について解説します。そのうえで若い人材の育成や風通しの良い組織づくりについて指南します。中小製造業の経営に携わるすべての人にとって、自社の問題をあらためて認識し、改善への第一歩を踏み出すきっかけとなる一冊です。


1982年、新潟県生まれ。
学校に通う意味を見いだせず高校を入学から半年で退学。バンド活動と両立するため定時制高校に進み、20歳で卒業後は派遣社員として中小製造業に従事する。
派遣切りに遭い失業したあとは中小製造業の営業に転職、その後も転職を重ねながら中小企業診断士の資格を取得する。
2019年、それまでの経験から世の中には「嘘の経営」がはびこっていると感じ、「ほんとうのこと」に基づく経営を実現させたいという想いから、個人事業としてほんとうのこと経営研究所を立ち上げ、補助金申請支援を開始。2021年には法人化して株式会社ほんとうのことを設立、中小製造業向けの経営コンサルティングを開始し、現在に至る。

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