結び:未来への問いかけ
令和7年の実態調査速報が浮き彫りにしたのは、中小企業の「稼ぐ力」の力強い復活と、それとは対照的な「存続への無防備さ」という皮肉な現実でした。多くの企業がコスト増を跳ね除け、筋肉質な収益構造を手に入れました。しかし、その貴重な経営資源やノウハウ、そしてようやく取り戻した利益を次世代に繋ぐための「タスキ」は、未だ用意されていません。
業績という「光」が輝きを取り戻した今こそ、承継の不在という「影」を直視すべき時です。最後に、経営者であるあなた、そしてパートナーである取引先の皆様に問いかけます。
「あなたの企業、あるいはあなたの取引先は、5年後も同じ形で存在しているでしょうか?」
次世代への準備に「早すぎる」ということはありません。本日のこの数字を、自社の「5年後の健康状態」を変えるための第一歩としてください。
岸田 康雄
公認会計士/税理士/行政書士/宅地建物取引士/中小企業診断士/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会認定)
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