(※画像はイメージです/PIXTA)

中小企業の経営環境は、いまどのような状況にあるのでしょうか。中小企業庁がこのほど公表した「令和7年中小企業実態基本調査速報(令和6年度決算実績)」からは、業績の回復が進む一方で、事業承継をめぐる課題が依然として大きいことが分かります。今回の調査結果からは、中小企業の「稼ぐ力」が戻りつつある姿と、その一方で将来の事業継続に不安を抱える企業の姿が浮かび上がります。公認会計士の岸田康雄氏が解説します。

 

結び:未来への問いかけ

令和7年の実態調査速報が浮き彫りにしたのは、中小企業の「稼ぐ力」の力強い復活と、それとは対照的な「存続への無防備さ」という皮肉な現実でした。多くの企業がコスト増を跳ね除け、筋肉質な収益構造を手に入れました。しかし、その貴重な経営資源やノウハウ、そしてようやく取り戻した利益を次世代に繋ぐための「タスキ」は、未だ用意されていません。

 

業績という「光」が輝きを取り戻した今こそ、承継の不在という「影」を直視すべき時です。最後に、経営者であるあなた、そしてパートナーである取引先の皆様に問いかけます。

 

「あなたの企業、あるいはあなたの取引先は、5年後も同じ形で存在しているでしょうか?」

 

次世代への準備に「早すぎる」ということはありません。本日のこの数字を、自社の「5年後の健康状態」を変えるための第一歩としてください。

 

岸田 康雄

公認会計士/税理士/行政書士/宅地建物取引士/中小企業診断士/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会認定)

 

 

★中小企業について知りたければこちらをチェック!

【中小企業実態基本調査】日本経済の危機か!?売上は回復しているのに『大廃業時代』がくる絶望的な理由

動画はこちら>>>

 

 

★事業承継の失敗事例についてはこちらをチェック!

【ファミリービジネスの失敗事例】老舗の中小企業が社長交代後に倒産することも!家族を犠牲にして働き続けた経営者が直面する事業承継の失敗と寂しい老後

動画はこちら>>

 

 

★補助金やゼロゼロ融資ついてはこちらをチェック

補助金とゼロゼロ融資で中小企業の経済の新陳代謝を促進!生産性向上のための具体的な取り組みとは?

動画はこちら>>>

 

 

【関連記事】

■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

 

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧