【2025年のGDP】世界196カ国のうち14位。スペインやオーストラリアとほぼ同程度
GDPにより比較した韓国の経済の大きさは2025年で14位であり、1970年の39位より大きく順位を上げ、韓国の位置づけは高まりました。
しかし今後は、韓国が低成長の時代に入ることに加え、新興国の追い上げが激しいこともあり、位置づけが下がっていくことが予想されます。
経済の大きさを測るため最もよく使われる尺度としてはGDPが挙げられます。IMFが推計した2025年の世界各国のGDPによると、韓国のGDPは1.9兆ドルであり、データがとれる世界196カ国・地域のなかで14位です。
韓国のGDPは、アメリカの16分の1、中国の10分の1、日本の2分の1であり、世界トップ3の国々と比較すると規模が小さいのですが、スペイン、メキシコ、オーストラリアといった国とはほぼ同程度の大きさです。
今後は安定成長の時代に移行し、成長率が下がっていく予想
韓国は1970年代には実質経済成長率が10%を超え、その後も高い成長が続きました。よって世界のなかでの存在感もそれにともない増してきました。
国連のデータによると、GDPの大きさで比較した世界の国・地域における韓国の順位は、1970年には世界で39位でしたが、1980年には30位、1990年には17位、2000年には12位にまで順位を上げました。しかし、2000年以降は順位が伸び悩んでいます。
韓国はすでに高成長の時代から安定成長の時代に移行していますので、GDPが昔のような勢いで拡大していません。さらに今後、韓国は低成長の時代に突入することは避けられず、勢いのある新興国に抜き去られる可能性は高いといえます。
これまで高成長によってGDPでみた経済規模で世界における位置づけを高めてきた韓国ですが、今後は逆に位置づけが下がっていくことが予想されます。
(出所)IMF “World Economic Outlook Database, October 2025” により作成。

