親子共倒れを防ぐために
親子共倒れを防ぐためには、息子に「親には余裕がある」という幻想を捨てさせる必要があります。
たとえば、自分の寿命を90歳と仮定し、今のペースで息子を養った場合に「何歳で貯金がゼロになるか」をグラフ化して見せるのもよいでしょう。「親が死んだ後、自分も路頭に迷う」という現実を、数字という客観的な事実で突きつけるのです。
社会保険料については、親が肩代わりして納付し続けてしまうと、息子は滞納の恐怖を学ぶことができません。親が払うのをやめ、役所へ行って「全額免除」や「納付猶予」の手続きを息子本人にさせに行きましょう。
なにより実家という快適な環境は、引きこもりを長期化させる温床にもなり得ます。役所の福祉窓口や「ひきこもり地域支援センター」など、第三者に相談することも有効です。
自分の老後を守ることは、決して冷酷なことではありません。いつか独りになる息子に、最後のセーフティネットを残すためにも、親がまず毅然と「自分の人生」を死守する覚悟が求められています。
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