(※写真はイメージです/PIXTA)
「3年の壁」を突破できるか。調査が示す地方移住のシビアな現実
不動産情報メディア「イエコン」を運営する株式会社Clamppyが、地方移住を経験した男女276名を対象に行った調査によると、移住に満足している人が77%に達する一方で、移住をやめた人の約7割が3年以内で離脱しているという厳しい現実が浮き彫りになりました。
調査では、移住をやめた理由として「生活環境の変化に適応できなかった」ことが1位に挙がっています。しかし、その背景を深掘りすると、金銭的な余裕のなさが精神的な疲弊に直結していることがわかります。
「収入が減っても気持ちにゆとりのある生活ができると期待していましたが、想定より物価が高く、その他のストレスも相まってうまく適応できませんでした」(30代女性)
地方は家賃こそ安いものの、たとえば車2台分の維持費、冬場の膨大な暖房代、プロパンガスの高さなど、都会では見えにくい固定費が家計を圧迫します。小林さんのように、移住前に転職活動をしっかり行い、納得のいく稼ぎ方を確定させた人は、調査でも移住成功の鍵として明確に示されています。
「転職活動をして仕事を決めてからか、リモートワークで働ける体制を作ってから移住したほうが良いです」(50代男性)
「エンジニアだったので、移住前に磨いた技術力は、移住後も役にたった」(60代男性)
「10年前、僕を止めた友人たちは、今では『お前が羨ましい』と言って遊びに来てくれます。でも、僕が彼らに言うのはいつも同じです。移住はリセットなんかじゃないんだぞ、と」
[参考資料]