AIコネクティブカンパニーのコーレ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥脇真人氏)は、対象人物の経歴やメディア露出、顔写真などを自動で調査してレポーティングするオープンソースの人物調査DeepResearchツール「WhoisP(フーイズピー)」を10月7日に公開した。以下、PR TIMESより。
WhoisPが解決すること
「明日の商談相手、どんな人だろう?」「この候補者、本当に実績のある人なのか?」「投資先の経営陣、信頼できる人物か?」ビジネスの現場では、こうした疑問が日々生まれています。営業、人事、経営企画、投資部門、職種を問わず、人物調査は意思決定の質を左右する重要な業務です。
しかし従来、担当者は検索サイトやSNS、企業サイトを複数横断しながら手作業で情報を収集し、Excelやドキュメントにまとめるという作業に1件あたり2〜3時間を費やしていました。
生成AIツールの機能であるDeepResearchを活用しても、1人の人物を調査するのに10分〜30分を要することが多く、商談リストや採用候補者リストのように「数十人、数百人を一気に調査したい」というニーズには対応できませんでした。
コーレは、これまで数多くの新規事業開発支援に携わる中で、この「人物調査の非効率性」という課題に繰り返し直面してきました。そこで、ビジネス現場で本当に必要とされる情報を理解したAI設計力と、誰もが迷わず使えるUI/UX設計力を発揮し、人物調査を「数十分→数秒」に短縮し、大量連続調査を可能にする人物調査DeepResearchツール「WhoisP」を開発。より多くの方に活用いただくため、オープンソースとして無償公開することを決定しました。
WhoisPの主な特徴
1.数秒で完成する人物レポート
氏名と企業名を入力するだけで、公開プロフィール、Web情報、メディア記事、SNS情報などを統合し、証拠付きの調査レポートを自動生成します。
2.時系列で追跡する人物アーカイブ
人物の現在と過去の役職を自動で整理し、キャリアの変遷を一目で把握できます。
3.顔写真の自動収集
ニュース写真やSNSアイコンを横断して、最新の顔写真ソースを自動で収集します。
4.信頼性の高い情報源
取得したファクトには、メディア記事、IR資料、公式サイトのURLを添付し、その場で裏付けを確認できます。
5.データベースを持たないセキュリティ安心設計
WhoisPにはデータベース自体が存在せず、データを保存しません。AIの学習にも利用しない設計で、安心して使えます。
6.フルオープンソースで提供
MITライセンスのオープンソースで公開しているため誰でも無償で利用することができます。会社ごとの業務プロセスに組み込むカスタマイズをしていただくことも可能です。
想定される活用シーン
営業部門:商談相手の経歴や最近の活動を確認し、共通点を探って関係構築
人事部門:採用候補者の公開情報を整理し、面談前に強みや活動履歴を理解
経営企画:アライアンス候補の調査や、投資先・M&A相手の素行調査
広報・IR:メディア対応や投資家との会合前の要点整理
使い方
氏名・所属企業を入力
DeepResearchエンジンが自動解析
調査結果と引用元リンクをまとめた結果出力
Wordファイルをダウンロード
サービスサイト
https://co-r-e.github.io/whoisp_lp/ja/
今後の展望
WhoisPは、サッとすぐに人物調査できるスマートな体験を磨きあげました。コーレはAIコネクティブカンパニーとして、AIとビジネスをつなぐ優れた体験を創出していきます。他にもさまざまなAIプロダクトをグローバル展開しながらも、日本国内においては企業向けのカスタマイズ支援やコンサルティングサービスも提供し、各社のビジネスプロセスへの最適なAI導入をサポートしてまいります。
【会社概要】
会社名:コーレ株式会社
会社サイト:https://co-r-e.net/
【出典】
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000037237.html