(※画像はイメージです/PIXTA)

発酵食品ブームや健康志向の高まりで、幅広い世代からぬか漬けの魅力が再注目されています。今回は、炊飯系フードユニット「ごはん同盟」のしらいのりこさんと、シライジュンイチさんに自宅でぬか漬けを楽しむためのコツと、意外なおすすめ食材&お手軽アレンジを教えていただきました。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

ぬか漬けはごはんを引き立てる名脇役

──ぬか漬けの魅力を教えてください。

しらいのりこさん)

ご飯と相性抜群のぬか漬けは、主菜や他のおかずを食べる前に箸休めができるチェイサーとしても活躍します。

 

口の中をさっぱりさせる箸休めとして食べるのならば、さわやかな風味の浅漬けがおすすめです。短時間で漬かる浅漬けはサラダ感覚で食べられて、手軽に乳酸菌が摂取できるので、腸活にもぴったり!

 

ごま油で和えたり、細かく刻んだりして調味料として使うと、料理の幅も広がります。

 

ぬか漬けにぴったりな定番素材と、意外とおいしい変わり種

──いろいろな食材を漬けてきたごはん同盟さんが、一番好きな食材は何ですか。

しらいのりこさん)

初めて漬けた食材がキュウリだったのですが、今でも変わらず、キュウリのぬか漬けが一番好きです。キュウリは生で食べても十分においしい素材ですが、ぬか漬けにすると酸味とほどよい塩分がプラスされ、ごはんとの相性も格段とアップします。

 

──「ひと通りの野菜は漬けてみた」という方に、変わり種のぬか漬けを教えてください。

しらいのりこさん)

私がおすすめする変わり種のぬか漬け素材は、りんご、チーズ、アボカドの3つです。

 

 

ぬか床に漬けると、あまじょっぱい味に変化するりんごは、ヨーグルトをかけてデザート風に食べたり、お酒のおつまみにもぴったりです。

 

チーズはぬか漬けにすると身がギュッと引きしまって、うま味が増します。チーズの種類はモッツァレラがイチオシですが、初心者の方には形のくずれにくいプロセスチーズをおすすめします。

 

アボカドは、ぬか漬けにするとあの独特なコクが凝縮して深みが増し、驚くほどのおいしさです。

 

シライジュンイチさん)

ソーセージのぬか漬けは、スモーク感が増しておいしいです。ただ、ぬか床に直接入れると、他の微生物に悪影響を与えることもあるので、ジッパー付きの袋などに移して、単体で漬けることをおすすめします。

 

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※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。