自由人すぎる40代兄…「親も高齢なんだから、そろそろ落ち着いて」
内閣府『国民生活に関する世論調査(令和6年8月調査)』によると、日本人の78.2%が「日常生活で悩みや不安を抱えている」と回答。その内容で最も多かったのが「自身の健康のこと」。「老後の生活」「今後の収入」「家族の健康」「現在の収入」と続きました。
【「日常生活の悩み・不安」トップ10】
1位「自分の健康について」…63.8%
2位「老後の生活設計について」…62.8%
3位「今後の収入や資産の見通しについて」…58.0%
4位「家族の健康について」…50.1%
5位「現在の収入や資産について」…46.8%
6位「進学、就職など、家族の生活上の問題について」…25.0%
7位「進学、就職など、自分の生活上の問題について」…19.3%
8位「家族・親族間の人間関係について」…16.4%
9位「勤務先での仕事や人間関係について」…15.8%
10位「近隣・地域との関係について」…7.5%
斉藤恵さん(仮名・35歳)。夫婦共働きで子どもは2人。35年ローンで買った新築マンションで暮らしています。「私だって働いているんだから」と、家事分担で夫と揉めることはしばしば。保育園に通う子どもたちとの日々は、毎日が戦争です。そんな恵さんに日常生活の悩みや不満を尋ねると、
――悩みの種は、実家で暮らしている兄のことですね
と意外な答え。木村健太郎さん(仮名・40歳)。これまでに結婚歴のないおひとり様。両親ともに健在で、実家で3人暮らし。
――兄はいわゆるフリーター。大学を卒業しているのに、定職にもつかず、いつまでもフラフラしていて
「正真正銘の自由人」だという健太郎さんは、気が向いたときに働くというスタンス。一番驚かされたのは、半年ほど実家を離れ帰ってきたら「まぐろ漁船に乗っていた」と衝撃発言。近海まぐろ延縄という漁法で、1回の航海で1ヵ月ほど海に出ていたのだとか。
――どこにいても生きていけるような人ですが、両親も高齢なのでそろそろ落ち着いてほしいんですよね