(※写真はイメージです/PIXTA)
1on1の前提
日本の部下とアメリカの部下はコミュニケーションにおいて、おそらくこういう違いがあるのではないでしょうか。
1on1はアメリカから導入されているがゆえに、上司・部下がフランクに語る前提があると考えられます。上司に率直に語ることに慣れていない日本では、「やってもムダ」「やったことにしている」「何を話していいかわからない」など、いろいろな事象が起こっていると考えられるのです。
比較的若い日本の企業で1on1が受け入れられやすい理由にもつながります。日本でもZ世代などの若い社員ほど、オープンで率直な傾向があります。昭和の社員は、まわりへの配慮や忖度度は依然として高い傾向があるのです。よい悪いの問題ではなく、こういう傾向があることもおさえておきましょう。
小川 隆弘、
キャリアコンサルタント、コーチ、研修講師
※本記事は『成果が出る1on1 部下が自律する5つのルール』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。