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ウォーターサーバーを使うメリットは、いつでも安全で美味しい水を飲めることです。しかし「長年使っていると、衛生状態が悪くなるのでは?」と不安に感じる方も多いはず。

そこで本記事では、衛生機能・定期メンテナンスサービスの充実度で選んだおすすめのウォーターサーバー5社や、自分でできるお手入れ方法などを紹介します。

最後まで読めば、メンテナンスの手間が少なく、安全で美味しい水を飲み続けられるウォーターサーバーが見つかります。

【比較表】メンテナンス機能・サービスが充実したおすすめウォーターサーバー5選

ウォーターサーバー本体
(※写真はイメージです/PIXTA)

メンテナンス機能・サービスが充実したおすすめのウォーターサーバーは次の5社です。

 ■メンテナンス機能・サービスでおすすめのウォーターサーバー5社の比較

メーカー

プレミアム
ウォーター

コスモウォーター

クリクラ

フレシャス

アクアクララ

機種

SLIMSERVER Ⅲ

Smart プラス

クリクラサーバー

dewo

アクアスリム

タンク容量

冷水/2.5L

温水/1.8L

冷水/1.6L

温水/1.25L

冷水/2.3L

温水/2.0L

冷水/1.5L

温水/1.5L

冷水/3.4L

温水/1.8L

サーバー
レンタル料

無料

無料

無料※5

無料※7

無料

配送料

無料※1

無料※3

無料

無料

無料

主な
衛生機能

要問い合わせ

・クリーンサイクルシステム

・クリーンエアシステム

HEPAフィルター

・オートピュア
キープシステム

・フレッシュモード

抗菌加工を施した

エアフィルター

無料定期
メンテナンス
の有無

なし

なし※4

あり
(1年に1回のサーバー
メンテナンス)※6

なし

あり
(2年に1回の
  サーバー洗浄)※8

有料
メンテナンス
の有無

あり

・訪問クリーニングサービス
:9,130円/回

・訪問クリーニングサービスプラス
:10,780円/回※2

なし

なし

なし

なし

メンテナンス
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申込ページ 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※1:12Lボトルの場合、北海道・青森・秋田・岩手・沖縄本島への発送は1セットにつき220円(税込)、石垣・宮古島エリアへの発送は1セットにつき715円(税込)の送料が別途発生
※2:沖縄エリアに住んでいる方は利用不可
※3:北海道への配送は水1本につき216円(税込)の送料が別途発生
※4:2年以上利用すると無料でサーバー交換が可能
※5:3ヵ月で利用本数が6本未満の場合は月額1,100円(税込)のレンタル代
※6:加入必須の月額460円(税込)の「安心サポートパック」を含む
※7:初月無料。2ヵ月以降は前月の水の注文数が2箱未満の場合は月額550円(税込)のレンタル代
※8:月額1,100円(税込)の「あんしんサポート料」を含む

1. ウォーターサーバーのメンテナンスは必要?

掃除道具
(※写真はイメージです/PIXTA)

ウォーターサーバーは、宅配型・浄水型・水道直結型などの種類にかかわらず「セルフメンテナンス」が必要です。一方、「専門メンテナンス」が必要かどうかはサーバー会社によって異なります。

本記事で紹介する5社に関して、専門メンテナンスの必要性の有無は以下のとおりです。

メーカー

プレミアム

ウォーター

コスモ
ウォーター

クリクラ

フレシャス

アクアクララ

専門メンテナンス

の必要性

×

×

×

専門メンテナンスが必要なクリクラアクアクララは月額料金にメンテナンス費用が含まれるため、料金は別途かかりません。

なお、専門メンテナンスが不要なウォーターサーバーであっても、長期間の使用停止後に再度使用する際には、専門メンテナンスに関する相談が必要となる場合があります。

2. 自分でできるウォーターサーバーの基本メンテナンス

ウォーターサーバーのレバー
(※写真はイメージです/PIXTA)

ウォーターサーバーの基本的なセルフメンテナンスの頻度と内容は次の3つです。

専門メンテナンスが必要ないサーバーでも、セルフメンテナンスは欠かせません。

ただし、ここで紹介するのは一般的なセルフメンテナンスです。サーバー会社により必要なメンテナンスは異なるため、事前に確認することをおすすめします。

2.1.【1週間に1回】注ぎ口や受け皿の掃除

注ぎ口や受け皿は直接空気に触れるため、1週間に1回を目安にセルフメンテナンスをしましょう。

注ぎ口の掃除方法は、次の4ステップ。

  1. 注ぎ口をアルコール系衛生剤で除菌する
  2. アルコールを染み込ませた綿棒で注ぎ口の内部を掃除する
  3. 冷水・温水を出して汚れを洗い流す
  4. ふきん・キッチンペーパーで拭き取る

ふきん・キッチンペーパーで拭き取ったあとでもアルコールが注ぎ口に残ってしまう可能性があるため、口に入っても無害なアルコール系衛生剤を選ぶことをおすすめします。受け皿の掃除方法は次の3ステップです。

  1. 受け皿を本体から取り外し、受け皿のフタを外す
  2. 中性洗剤で洗浄してから丁寧にすすぐ
  3. ふきん・キッチンペーパーで拭き取ったあとに取り付ける

受け皿を取り付ける際には、隙間がないようにしっかり設置してください。

2.2.【ボトル交換時】ボトル差込口の掃除

ボトル差し込み口の掃除はボトル交換時に行いましょう。ただし、水の消費が早い場合は交換のたびに行う必要はありません。1週間に1回が目安です。

ウォーターサーバーは水ボトルの設置タイプにより、「上置きタイプ」と「下置きタイプ」に分かれますが、掃除方法に大きな違いはありません。掃除方法は次の4ステップです。

  1. 水ボトルを連結部分から外す
  2. 連結部分をアルコール系衛生剤で殺菌する
  3. ふきん・キッチンペーパーで拭き取る
  4. 水ボトルを取り付ける

水ボトルを取り外したあとに放置すると空気中の異物が入り込む可能性があるため、掃除後はすぐにボトルを取り付けてください。

2.3.【1ヵ月に1回】本体や背面の掃除

1ヵ月に1回を目安に行いたいのが、本体や背面の掃除です。

本体は清潔なふきん・キッチンペーパーを少し濡らして汚れを拭き取りましょう。汚れがひどい場合は中性洗剤を含ませたスポンジ等で掃除してから拭き取ってください。水気が残っていると雑菌の繁殖の原因となるため、水気を残さないようにしましょう。

背面は掃除機でほこりを吸い取ったあとに、本体と同様に拭き掃除をしてください。ほこりが溜まっていると誤作動や火災の原因になります。

なお、高温による火傷防止のため、コンセントを抜いてしばらくして時間をおいてから掃除するようにしてください。

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3. ウォーターサーバーの内部を本格的にメンテナンスする際の料金相場

コスト
(※写真はイメージです/PIXTA)

ウォーターサーバーの「内部」のメンテナンスは、①洗浄水を利用した簡易的なセルフメンテナンスと、②業者に依頼する専門メンテナンスの2つ方法があります。それぞれの料金相場は次のとおりです。

メンテナンス方法

料金相場

洗浄水を利用した
簡易的なセルフメンテナンス

2,000〜3,000円

業者に依頼する
専門メンテナンス

3,000〜10,000円

それぞれ解説します。

3.1. 洗浄水を利用した簡易的なセルフメンテナンス

洗浄水を利用して内部をセルフメンテナンスする場合、洗浄水の購入代金として2,000〜3,000円前後の料金がかかります。洗浄水を利用したメンテナンスをしただけで、悪くなっていた水の味が改善したという声もあります。

なお、サーバー内部は洗浄水を利用したメンテナンス以外は自分で行わないように注意しましょう。分解後に組み立てられなくなる可能性や故障してしまう危険性があります。通常の使用範囲を超えるような使用による故障に関しては、メーカーは無償による修理を受け付けてくれません。

【補足】メンテナンスに役立つクリーニングキットもある

洗浄水を利用したクリーニングを行う際には、サーバー会社が販売しているクリーニングキットを利用することをおすすめします。

プレミアムウォーターの「セルフクリーニングキット」なら、以下の3つがセットで2,750円(税込)です。

  • 電解水8L
  • すすぎ用の水12L
  • 洗浄用ブラシ

ちなみに、市販の電解水の相場は300〜700円/L前後です。また、すすぎに水道水を使用すると雑菌を内部に流し込んでしまうだけでなく、塩素がフィルターの故障の原因となるため、すすぎ用の水を用意する必要があります。

そのため、お得で安心して利用できるサーバー会社のクリーニングキットの利用がおすすめです。

3.2. 業者に依頼する場合

サーバー会社に専門メンテナンスを依頼する場合の料金相場は、3,000〜10,000円と幅があります。

たとえば、以下のメーカーの専門メンテナンス料金は次のとおりです。

サービス名

料金(税込)

プレミアムウォーター

【訪問クリーニングサービス】
9,130円

【訪問クリーニングサービス プラス】
10,780円

アクアセレクト

3,740円

AWウォーター

3,300円

専門メンテナンスとその他のサポートを含む月額料金500〜1,000円前後のパックに入ることで、都度払いなしで定期的に専門メンテナンスをしてくれる会社もあります。

なお、サーバー交換費用の相場は5,000〜15,000円前後のため、専門メンテナンスを依頼するより交換したほうがコストがかからない場合もあります。

4. メンテナンス機能・サービスが充実したおすすめウォーターサーバー5選​

親子がウォーターサーバーの水を飲んでいる写真
(※写真はイメージです/PIXTA)

本章では、冒頭の比較表でも紹介したサーバー内部のセルフメンテナンスが不要で、メンテナンス機能とサービスが充実したおすすめの5社のメーカーを1社ずつ紹介します。

① プレミアムウォーター

プレミアムウォーターのサーバー本体の写真
(引用:プレミアムウォーター)

プレミアムウォーターは、日々の手入れだけで安全に利用できるウォーターサーバーです。

プレミアムウォーターのサーバーは外部の空気が入りにくく、冷水と温水のタンク内の温度を一定にすることで内部の衛生状態を良好に保っています。

公式サイトのレポートによると、実際に5〜6年間使用したサーバーを検査しても真菌の発生はないと報告されています
※ 培養法による検査結果
※ 使用環境により状態が異なる場合があります

プレミアムウォーターの冷水タンク内部の写真j

「それでも衛生状態が気になる」という方向けには、セルフクリーニングキットと専門スタッフによる訪問クリーニングサービスがおすすめです。

また、プレミアムウォーターのサーバーは受け取り後3年以上経つと、いずれの機種も5,000円で交換できるサービスがあるのもポイントです。

プレミアムウォーターを申し込む
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② コスモウォーター

コスモウォーターのSmartプラスシリーズ
(引用:コスモウォーター)

コスモウォーターのサーバーは、独自特許技術の「クリーンエア」によってタンクに取り込む空気を未然にクリーンにすることで内部の衛生を保っており、専門メンテナンスは不要です。

48時間ごとに熱水を自動循環させ、サーバー内をクリーンな状態に保つ「クリーンサイクル」機能を搭載した「Smart プラス」シリーズなら、より安心して利用できます。

天然水のボトルは安全と衛生面に配慮された密閉型ワンウェイボトルを導入しており、新品のボトルで届きます。

また、2〜3年の規定利用期間を満了すると無料でサーバーを交換することもできます。コスモウォーターには専門メンテナンスがないので、「どうしても衛生状態が不安」という方はサーバー交換により衛生を保つことが可能です。

コスモウォーターを申し込む
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③ クリクラ

クリクラの紹介
(引用:クリクラ)

クリクラのウォーターサーバーは、クリーンルームなどで使われる高性能フィルター「HEPAフィルター」をすべての機種に標準搭載。HEPAフィルターにより、空気中のゴミ・粉塵(ふんじん)の99.97%が除去されます。

使用時にボトル内に「ボコボコッ」と入る空気もHEPAフィルターを通しているため、ボトル内の空気はキレイなままです。また、冷水・温水に加えて強炭酸水を楽しめる「クリクラShuwa」はHEPAフィルターだけでなく、高出力殺菌用UVC LED「Klaran™」を採用。

さらに、クリクラ利用者が加入する月額460円(税込)の「あんしんサポートパック」には、故障時の無償対応や快適サービス(販売店によって異なるサービス)の他に年1回のサーバーメンテナンスが含まれます。

定期的に内部まで分解・洗浄をしてもらえるため、衛生面を重視する方におすすめです。

クリクラを申し込む
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④ フレシャス

フレシャスdewo
(引用:フレシャス)

フレシャスのウォーターサーバーのうち、「フレシャス・デュオ」と「フレシャス・スラット」は、「オートピュアキープシステム」と「フレッシュモード」の2つのクリーニング機能と空気の入りにくい容器が特長です。専門メンテナンスは必要ありません。

オートピュアキープシステムは電源プラグを入れてから120時間ごとに、自動でサーバー内の水を循環させて清潔に保ちます。一方、フレッシュモードは30日に1回を目安に、熱水を循環させることでサーバー内の雑菌を殺菌する機能です。

フレシャスは、契約後2年以上経つと5,500円(税込)でサーバーの交換が可能。2年ごとに専門メンテナンスの相場程度の料金でサーバーを新品に替えられるため、クリーニング機能だけでは不安という方も安心です。

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⑤ アクアクララ

アクアクララのウォーターサーバーの設置イメージ
(引用:アクアクララ)

アクアクララでは抗菌加工を施したエアフィルターを使用し、空気に含まれるゴミや粉塵の侵入を防ぐことで、ウォーターサーバー内部の衛生状態を保ちます。

2年に1回定期メンテナンスとしてサーバー洗浄が必要ですが、費用は毎月支払う「あんしんサポート料」に含まれており、別途費用はかかりません。あんしんサポート料は機種ごとに異なり、1,100〜2,200円(税込)です。

費用を抑えたい方には、あんしんサポート料が1,100円(税込)の「アクアスリム」シリーズがおすすめです。

アクアクララを申し込む
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5. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

ここでは、ウォーターサーバーのメンテナンス・衛生に関するよくある質問に3つ回答します。

Q1. ウォーターサーバーを長期間メンテナンスをしないとどうなりますか?

ウォーターサーバーのメンテナンスには、セルフメンテナンス(日ごろの掃除)と専門メンテナンスの2つがあります。

専門メンテナンスが不要のサーバーであれば、長期間メンテナンスを行わなくても問題ありません。しかし、セルフメンテナンスを長期間行わないと雑菌の繁殖などの原因になります。

Q2. ウォーターサーバーの掃除は水道水でも大丈夫ですか?

ウォーターサーバー外部の掃除は水道水でも可能ですが、内部の掃除はできません。

水道水に含まれる塩素が故障の原因になるだけでなく、雑菌をサーバー内部に流し込んでしまう恐れがあります。

Q3. ウォーターサーバー本体は何年で交換したほうがいいですか?

ウォーターサーバー本体は、セルフメンテナンスと必要に応じた専門メンテナンスを行っていれば、基本的には交換不要です。

しかし、多くのメーカーでは2〜3年経つと5,000〜15,000円前後でサーバーの交換が可能です。長期間使用したサーバーの衛生状態が気になる方は交換を検討しましょう。

6. まとめ

ウォーターサーバーの水をコップに注ぐ様子
(※写真はイメージです/PIXTA)

この記事では、ウォーターサーバーのメンテナンスについて解説しました。

最後に、冒頭で紹介した、メンテナンス機能・サービスが充実したおすすめのウォーターサーバーの比較表を改めて載せておくので、情報の整理にお役立てください。

 ■メンテナンス機能・サービスでおすすめのウォーターサーバー5社の比較

メーカー

プレミアム
ウォーター

コスモウォーター

クリクラ

フレシャス

アクアクララ

機種

SLIMSERVER Ⅲ

Smart プラス

クリクラサーバー

dewo

アクアスリム

タンク容量

冷水/2.5L

温水/1.8L

冷水/1.6L

温水/1.25L

冷水/2.3L

温水/2.0L

冷水/1.5L

温水/1.5L

冷水/3.4L

温水/1.8L

サーバー
レンタル料

無料

無料

無料※5

無料※7

無料

配送料

無料※1

無料※3

無料

無料

無料

主な
衛生機能

要問い合わせ

・クリーンサイクルシステム

・クリーンエアシステム

HEPAフィルター

・オートピュア
キープシステム

・フレッシュモード

抗菌加工を施した

エアフィルター

無料定期
メンテナンス
の有無

なし

なし※4

あり
(1年に1回のサーバー
メンテナンス)※6

なし

あり
(2年に1回の
  サーバー洗浄)※8

有料
メンテナンス
の有無

あり

・訪問クリーニングサービス
:9,130円/回

・訪問クリーニングサービスプラス
:10,780円/回※2

なし

なし

なし

なし

メンテナンス
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申込ページ 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※1:12Lボトルの場合、北海道・青森・秋田・岩手・沖縄本島への発送は1セットにつき220円(税込)、石垣・宮古島エリアへの発送は1セットにつき715円(税込)の送料が別途発生
※2:沖縄エリアに住んでいる方は利用不可
※3:北海道への配送は水1本につき216円(税込)の送料が別途発生
※4:2年以上利用すると無料でサーバー交換が可能
※5:3ヵ月で利用本数が6本未満の場合は月額1,100円(税込)のレンタル代
※6:加入必須の月額460円(税込)の「安心サポートパック」を含む
※7:初月無料。2ヵ月以降は前月の水の注文数が2箱未満の場合は月額550円(税込)のレンタル代
※8:月額1,100円(税込)の「あんしんサポート料」を含む

本記事を参考にしてウォーターサーバーのメンテナンスに関する理解を含め、安全で美味しい水を飲んで健康に過ごしましょう。

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