浄水型ウォーターサーバーは水道水を浄化して使うタイプのサーバーで、毎月定額で安全な水をいくらでも飲めるコスパの高さが魅力です。浄水型サーバーはさまざまなメーカーから提供されており、どれを選ぶべきか悩む方も多いはず。この記事では、浄水型ウォーターサーバーの選び方をはじめ、メリット・デメリット、おすすめの浄水型サーバー5機種を徹底比較します。
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浄水型ウォーターサーバーは水道水を浄化して使うタイプなので、水をいくら飲んでも定額料金でコスパが高いのが特徴です。少しでも安くウォーターサーバーを契約したい人、世帯人数が多くて水を大量に使う人などにおすすめです。
しかし、「たくさんありすぎてどのメーカーを選べばいいの?」「水は安全?」「宅配型サーバーと比べてどんなデメリットがあるの?」という疑問を抱えている方も多いはずです。
浄水型サーバーはどれも同じように見えるかもしれませんが、料金から機能性、水の使い勝手などが異なります。料金だけとってみても、月額料金が安い代わりに契約期間が長いメーカーから、特別安くないものの解約金のないメーカーまで多種多様です。
■「浄水型ウォーターサーバー」おすすめ5選の比較表
メーカー |
|||||
機種 |
ピュアライフ |
- |
tall |
Slim-R |
プティオ |
デザイン | |||||
月額料金 |
3,330円 |
3,300円 |
3,300円 |
2,580円 |
3,140円 |
サイズ |
幅:260 奥行:370 高さ:1,204 |
幅:260 奥行:370 高さ:1,200 |
幅:290 奥行:363 高さ:1,125 |
幅:270 奥行:358 高さ:1,275 |
幅:240 奥行:415 高さ:362 |
温度帯 |
冷水:4〜8℃ 温水:92℃ |
冷水:6〜10℃ 温水:80〜90℃ |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水10~15℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水70~75℃) |
冷水:85℃ 温水:6℃ |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水14~20℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水58~63℃) |
タンク容量 |
冷水:2.0L 温水:1.5L |
冷水:1.5L 温水:1.3L |
冷水:1.5L 温水:1.5L |
冷水:1.8L 温水:2.3L |
冷水:1.0L 温水:1.0L |
加熱冷却期間 |
冷水:40分 温水:40分 |
冷水:60分 温水:30分 |
冷水:90分 温水:30分 |
冷水:80分 温水:30分 |
冷水:30分 温水:120分 |
チャイルドロック |
全機能 |
温水のみ |
冷水・温水 |
温水のみ |
冷水・温水 |
エコモード |
自動 |
手動のみ |
手動・自動 |
手動のみ |
自動 |
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この記事では、おすすめの浄水型ウォーターサーバーを厳選して5社紹介しています。加えて、サーバーの選び方や「宅配型」と比較した場合のメリット・デメリットまでまとめています。
各ウォーターサーバーの違いがバッチリ把握できるので、参考にしてください。
〈目次〉
1. 浄水型ウォーターサーバーを選ぶ3つのポイント
2. 浄水型ウォーターサーバーのおすすめは?人気の5機種を紹介
① ウォータースタンド(ピュアライフ)
② ハミングウォーター
③ エブリィフレシャス
④ Locca(ロッカ)
⑤ クリクラ(プティオ)
3. 浄水型ウォーターサーバーとは?
4. 浄水型サーバーを利用する3つのメリット
5. 浄水型サーバーを利用する3つのデメリット
6. よくある質問
1.「浄水型ウォーターサーバー」を選ぶ3つのポイント
浄水型ウォーターサーバーはどれも似たようなものに見えるかもしれませんが、機能性や料金など細かい部分はまったくの別物です。適当に選ぶと、あとで「やっぱり別のメーカーのほうがよかった…」と後悔することになりかねません。
本章では、浄水型ウォーターサーバー選びで後悔しないように、選び方の基準を3つお伝えします。
■「浄水型サーバー」の選び方のポイント
- 機能性
- 月額料金
- 冷温水の使い勝手
他にもメーカーごとに異なる点はいくつかありますが、当サイトでは迷わないよう必要最低限なポイントに絞って解説します。
ポイント①:機能性は十分か
ウォーターサーバーの機能はどれも似ているように見えて、細かい使い勝手が少しずつ異なります。機能性においては、特に次の2点を重視しましょう。
■「機能性」で重視すべきポイント
- エコモードの機能性
- チャイルドロックの有無
それぞれ解説します。
・エコモードの有無
浄水型サーバーを選ぶ際は、エコモードの機能性をチェックしましょう。エコモードとは、水を保冷・保温する温度を下げることで消費電力を抑える機能のこと。
エコモードは多くのウォーターサーバーに搭載されていますが、自動で作動できるかどうかが異なります。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「エコモード機能」を比較
メーカー |
機種 |
エコモード |
ウォーター |
ピュアライフ |
自動 |
ハミングウォーター |
- |
手動のみ |
エブリフレシャス |
tall |
手動・自動 |
Locca |
Slim-R |
手動のみ |
クリクラ |
プティオ |
自動 |
自動で作動できるモデルなら、夜間部屋が暗くなったタイミングで自動的にエコモードに切り替えてくれるため、手間がかかりません。
特に、エブリィフレシャスは自動・手動の両方でエコモードを切り替えられるうえに、電気代もトップクラスに安くて優秀です。
・チャイルドロックの機能
小さな子どもや赤ちゃんがいる家庭では、チャイルドロックが冷水・温水に対応しているかどうかも重要です。なお、チャイルドロックとは、ボタンを押したりレバーを下げたりするだけでは水が出ないようにする機能のこと。
ウォーターサーバーの温水は70℃を超えるので、子どもが下手に触ってしまうと大火傷の元になります。冷水の場合でも、床が水浸しになってしまうと大惨事となり、最悪の場合はフローリングの張り替えという憂き目に遭うケースも。
ウォーターサーバーでチャイルドロックが搭載されているのはもはや当たり前ですが、操作方法やどこまで機能を制限できるのかはモデルにより異なります。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「チャイルドロック」を比較
メーカー |
機種 |
水の出し方 |
チャイルド |
ウォーター |
ピュアライフ |
解除ボタン長押し→抽出 |
全機能 |
ハミング |
- |
解除ボタン長押し→抽出 |
温水のみ |
エブリィ |
tall |
解除ボタン長押し→抽出 |
冷水・温水 |
Locca |
Slim-R |
解除ボタン長押し→抽出 |
温水のみ |
クリクラ |
プティオ |
解除ボタン長押し→抽出 |
冷水・温水 |
浄水型サーバーをチャイルドロックで選ぶなら、ピュアライフがおすすめです。ピュアライフは、温水・常温水ボタンを同時長押しすることで全機能ロックも可能なので、子どもから目を離すことがあっても安心できます。
ポイント②:月額料金は高くないか
ウォーターサーバーの月額料金はほぼ横並びですが、細かい部分で異なります。前提として、浄水型ウォーターサーバーを利用するには次のような料金がかかります。
■「浄水型サーバー」にかかる料金
- 月額料金
- 初期費用
- 電気代
単純な費用だけでなく、月額料金が安いサーバーほど契約期間が長くなる傾向にあるので、あわせてチェックしておきましょう。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「月額料金」の比較
メーカー |
ウォーター スタンド |
ハミング ウォーター |
エブリィ フレシャス |
Locca |
クリクラ |
機種 |
ピュアライフ |
- |
tall |
Slim-R |
プティオ |
デザイン | |||||
月額料金 |
3,330円 |
3,300円 |
3,300円 |
2,580円 |
3,140円 |
1ヵ月の電気代 |
約462円 |
約475円 |
約360円 |
約500円 |
約460円 |
1年間の |
45,504円 |
45,300円 |
43,920円 |
36,960円 |
43,200円 |
契約期間 |
なし |
2年間 |
3年間 |
5年間 |
3年間 |
料金ページ |
月額料金を抑えたいなら、Loccaがおすすめです。Loccaは月額料金が他社よりも安く、他社サーバーよりも年間8,000~9,000円ほどコストを抑えられます。
ポイント③:冷温水の使い勝手はいいか
ウォーターサーバーは冷水・温水を使えるのが魅力です。冷温水に対応しているのはどのメーカーも同じですが、細かい温度や使える水の量などがそれぞれ異なります。
特に、ミルクやコーヒー、紅茶などを作りたい方、水を大容量で使いたい方などはチェックしておきましょう。
・使用できる温度帯
ウォーターサーバーで冷水・温水が使えるのは当たり前ですが、メーカーによって細かい温度は少しずつ異なります。エコモードを搭載しているサーバーなら、ぬるめの温度でも使えるのがポイントです。
また、再加熱機能のあるサーバーなら、料理やカップラーメン作りなどに熱湯を使いたい場合に最適です。各社の温度帯・再加熱機能を比較したのが次の表です。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「温度と再加熱機能」の比較
メーカー |
機種 |
温度帯 |
再加熱機能 |
ウォーター |
ピュアライフ |
冷水:4〜8℃ 温水:92℃ |
× |
ハミング |
- |
冷水:6〜10℃ 温水:80〜90℃ |
◯ |
エブリィ |
tall |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水10~15℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水70~75℃) |
◯ |
Locca |
Slim-R |
冷水:85℃ 温水:6℃ |
× |
クリクラ |
プティオ |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水14~20℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水58~63℃) |
◯ |
なお、赤ちゃんのミルクは70℃以上のお湯を使って作るのが最適とされています。ミルク作りが目的であれば、どのサーバーを選んでも問題ないでしょう。
(引用)
70°C 以上にまで冷却した適量の沸騰させた水を、清潔で滅菌済みのコップあるいは哺乳ビンに注ぐ。湯の温度は滅菌した温度計を使用して測るべきである。
出典:厚生労働省『調乳に関するガイドライン』
ミルク作り以外にも幅広く使いたいなら、エブリィフレシャスがおすすめです。エブリィフレシャスでは、エコモード・再加熱機能の両方を搭載しているため、幅広い温度の冷水・温水を自由に使えます。
・タンク容量と冷却・加熱にかかる時間
水の消費量が多い家庭なら、冷水と温水をどれくらい使えるかチェックしておきましょう。タンク容量が大きければ大人数でも使いやすいです。
加えて、冷水・温水がなくなった際にどのくらいの時間で再使用できるかもメーカーによって異なります。ボトル容量と冷却・加熱時間をメーカーごとに比較したのが次の表です。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「タンク容量と冷却・加熱時間」の比較
メーカー |
機種 |
タンク容量 |
水ができる時間 |
ウォーター |
ピュアライフ |
冷水:2.0L 温水:1.5L |
冷水:40分 温水:40分 |
ハミング |
- |
冷水:1.5L 温水:1.3L |
冷水:60分 温水:30分 |
エブリィ |
tall |
冷水:1.5L 温水:1.5L |
冷水:90分 温水:30分 |
Locca |
Slim-R |
冷水:1.8L 温水:2.3L |
冷水:80分 温水:30分 |
クリクラ |
プティオ |
冷水:1.0L 温水:1.0L |
冷水:30分 温水:120分 |
冷水・温水をいつでも待ち時間なしで使いたいなら、Loccaがおすすめです。全体のボトル容量は4.5L(Slim-Rの場合)と十分で、冷水・温水ともに40分程度で飲めるようになるので、待ち時間が生じる心配がありません。
2.「浄水型ウォーターサーバー」のおすすめは?人気の5機種を紹介
ここでは、1章で解説した選び方の3つのポイントから判断し、冒頭のランキングでも紹介したおすすめ浄水型ウォーターサーバー5選を1つずつ紹介していきます。
他社と比べてどのような点が優れているのかも解説しているので、参考にしてください。
①「ウォータースタンド(ピュアライフ)」:契約の縛りがなく手軽に使える
ウォータースタンドは水道直結型サーバーを提供するメーカーで、ピュアライフは唯一の給水型です。水道直結型よりも月額料金・初期費用ともに抑えられており、コスパが高いといえるでしょう。
■「ピュアライフ」の主なおすすめポイント
- 契約期間なし
- 月額料金が安い
- フィルターの浄水量は大容量
ウォータースタンドのピュアライフのおすすめポイントについて解説します。
・おすすめポイント①:契約期間の縛りがない
ピュアライフなら契約期間はありません。他社のウォーターサーバーとは異なり、契約後いつ解約しても解約金が一切かからないのがメリットです。
解約金なしのウォーターサーバーは、その分コストが高めになっているケースも多いですが、ピュアライフの月額料金は平均的です。総合的に契約しやすいウォーターサーバーだといえます。
・おすすめポイント➁:毎月のコストを抑えられる
ピュアライフは月額3,300円(税込)で水をいくらでも飲めます。同社が提供している水道直結型サーバーよりも月額料金・初期費用ともに安めです。
■ウォータースタンドの「浄水型サーバー」の料金比較
機種 |
月額料金 |
初期費用 |
ピュアライフ(給水型) |
3,330円 |
無料 |
アイコン(水道直結) |
4,400円 |
無料 |
ガーディアン(水道直結) |
4,400円 |
9,900円 |
ネオ(水道直結) |
3,850円 |
9,900円 |
トリニティ(水道直結) |
3,850円 |
9,900円 |
ピュアライフの電気代は月462円程度で、他メーカーの浄水型サーバーと比べてもトータルコストは高くありません。
・おすすめポイント➂:フィルターの浄水量が多い
ピュアライフはフィルターの浄水機能が優秀です。高性能フィルターは、1日最大14Lまで浄水できるうえに、サーバー自体のタンク容量も十分です。
■「ピュアライフ」のタンク容量
全体 |
4.0L |
冷水 |
1.5L |
温水 |
1.3L |
そのため、ピュアライフは水をたくさん使う大家族でも安心です。大家族でなくても、水を料理やコーヒー・紅茶作りなどに使う方にもおすすめです。
\フィルターの浄水量が多い/
②「ハミングウォーター」:好きな温度で水を飲める
ハミングウォーターは水の清潔さ、温度設定が魅力です。特に、自宅で水を使う機会が多い人におすすめです。
■「ハミングウォーター」の主なおすすめポイント
- 温度設定が自由
- サイズがコンパクト
- 浄水フィルターの性能が優秀
ハミングウォーターのおすすめポイントについて解説します。
・おすすめポイント①:温度設定が自由
ハミングウォーターなら、好きな温度で水を飲めます。温水は80~90℃、冷水は6~10℃で、浄水型サーバーでは珍しい常温水も利用可能です。
さらに、再加熱機能が搭載されているため、カップラーメンや料理を作るときにも役立ちます。冷水・温水が使えるまでの時間も比較的短めなので便利です。
■「ハミングウォーター」の冷却・加熱にかかる時間
常温水 |
10分 |
冷水 |
60分 |
温水 |
30分 |
・おすすめポイント➁:サイズがコンパクト
ハミングウォーターはサイズがコンパクトです。幅はわずか26cmで、ボックスティッシュ一個分の幅しかありません。
浄水型サーバーの他の「置き型」と比較すると、ピュアライフと並んでスリムです。
■おすすめ浄水型サーバーの「置き型」のサイズ比較
メーカー |
機種 |
サイズ |
ハミング |
- |
幅:260 奥行:370 高さ:1,200 |
ウォーター |
ピュアライフ |
幅:260 奥行:370 高さ:1,204 |
エブリィ |
tall |
幅:290 奥行:363 高さ:1,125 |
Locca |
Slim-R |
幅:270 奥行:358 高さ:1,275 |
ハミングウォーターなら、横幅のスペースが狭い場所でも設置できます。食器棚や冷蔵庫の隣などにも置きやすいでしょう。
・おすすめポイント➂:浄水フィルターの性能が優秀
ハミングウォーターは2段階浄水フィルターが優秀です。高密度圧縮活性炭のマイクロフィルターでは、カルキ臭やトリハロメタンなどを除去できます。
さらに、限界ろ過中空糸膜のウルトラフィルターでは、幅広い除去物質に対応可能です。
■「ハミングウォーター」の浄水フィルターで除去できる主な物質
- カルキ
- 2-MIB
- クロロホルム
- CAT(農薬)など
そのため、ハミングウォーターの水なら子どもや赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。
\温度設定が自由にできる/
③「エブリィフレシャス」:機能性とデザイン性が優秀
エブリィフレシャスは月額料金こそ平均的ですが、利便性・快適性を求める人に向いています。
■「エブリィフレシャス」の主なおすすめポイント
- 機能性が充実している
- デザイン性が高い
- コーヒー機能付きモデルがある
エブリィフレシャスのおすすめポイントについて解説します。
・おすすめポイント①:機能性が充実
エブリィフレシャスは、エコモードやチャイルドロックなど細かい機能が充実しています。エコモードは夜間自動で作動してくれるうえに、節電性能が高く、数あるウォーターサーバーのなかでもトップクラスに電気代が安いです。
また、冷水・温水ともにチャイルドロックを利用できます。エブリィフレシャスでは子どもがちょうど届かない高さにボタンがあるので、いたずら防止に役立つでしょう。
・おすすめポイント➁:デザイン性が高い
エブリィフレシャスは、数あるサーバーのなかでもデザインが優秀です。世界的プロダクトデザイナー・安積伸さんが本体をデザインしています。
マット系の高級感のある質感で、ナチュラル系インテリアをはじめあらゆる部屋に合わせられるシンプルなデザインが魅力です。
・おすすめポイント➂:カフェ機能付きモデルあり
エブリィフレシャスには、ウォーターサーバーのなかでも珍しい「カフェ機能付きモデル」があります。自動でコーヒー抽出が可能で、直接お湯が注がれるため、後片付けや手入れも必要ありません。
専用のUCCドリップポッド以外にも、市販の粉コーヒーやお茶、紅茶などにも使えます。
\カフェ機能付きモデルで選ぶなら/
④「Locca(ロッカ)」:コストの安さが魅力的
Locca(ロッカ)は、主に宅配型ウォーターサーバーを手がけるプレミアムウォーターが提供する浄水型サーバーです。月額料金はいずれの機種でも2,000円台と他社より割安で、その分契約期間が長いという特徴があります。
■「Locca」の主なおすすめポイント
- 月額料金が安い
- 好きな場所に置ける
- 乗り換えキャッシュバックが大きい
Loccaのおすすめポイントについて解説します。
・おすすめポイント①:月額料金が他社よりも安い
Loccaは、他社ウォーターサーバーよりも月額料金が安いのが最大の魅力です。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「月額料金」の比較
メーカー |
機種 |
月額料金 |
Locca | Slim-R | 2,580円 |
ウォータースタンド |
ピュアライフ |
3,330円 |
ハミングウォーター |
- |
3,330円 |
エブリィフレシャス |
tall |
3,330円 |
クリクラ |
プティオ |
3,140円 |
Loccaの初期費用は本来1万円ほどかかりますが、オンライン申し込みなら設置費用はかかりません。電気代も平均的なので、トータルコストで見れば最も安いです。
ただし、月額料金が安い代わりに契約期間は5年間と長めです。早期解約すると最大30,000円の解約金がかかるので、計画的に契約しましょう。
・おすすめポイント➁:好きな場所に置ける
Loccaではサイズの異なる3種類のサーバーを用意しており、置き場所に応じて好きなモデルを選択できます。
■「Locca」の機種ごとのサイズを比較
機種 |
設置 タイプ |
サイズ |
litta |
卓上型 |
幅:230 奥行:347 高さ:500 |
Slim-R |
置き型 |
幅:270 奥行:358 高さ:1,275 |
Slim-R |
卓上型 |
幅:270 奥行:360 高さ:822 |
LittaやSlim-Rのショートは卓上タイプなので、テーブルやカウンターの上などに置けます。そのため、狭い家に設置しても気にならないでしょう。
置き型タイプもスリムなデザインです。Slim-Rは奥行きが35cm程度とコンパクトなので、家電や食器棚などの間においてもはみ出すことなく設置できます。
おすすめポイント➂:他社からの乗り換えでキャッシュバックがある
Loccaは乗り換えキャンペーンが豪華です。他社のウォーターサーバーから乗り換えることで、最大16,500円までキャッシュバックを受けられます。
キャッシュバックの対象となる費用は次のとおりです。
■「Locca」のキャッシュバック対象
- 違約金
- 割賦の残金
- サーバーの回収費用
Loccaの解約金は16,500円以内に収まるケースも多く、ほぼ無料で乗り換えることも可能です。
\コストの安さで選ぶなら/
⑤「クリクラ putio(プティオ)」:卓上タイプで少人数に最適
プティオは、宅配型ウォーターサーバーを展開するナック社が2023年7月に発売した浄水型サーバーです。宅配型では、クリクラが有名です。プティオは、コンパクトな卓上型ながらも機能性が優れているのが特徴です。
■「プティオ」のおすすめポイント
- 月額料金が安い
- コンパクトながら高機能
- 殺菌機能があり衛生的
プティオのおすすめポイントについて解説します。
・おすすめポイント①:月額料金が安い
プティオの月額料金は、他の浄水型サーバーよりも安めの3,140円(税込)です。加えて、3種類のプランを選べます。
■「プティオ」の料金プラン
プラン |
月額料金 |
契約期間 |
お得プラン |
3,140円 |
5年間 |
スタンダードプラン |
3,440円 |
2年間 |
ライトプラン |
3,760円 |
1年間 |
オプション費用などはかかりません。月額料金には故障時の交換・引越しなどをサポートしてくれる「安心サポートパック」も含まれるため、いざというときも安心です。
・おすすめポイント➁:コンパクトながら機能性が高い
プティオは、卓上タイプの浄水型サーバーのなかではトップクラスの機能性を誇ります。エコモードを搭載しており、1日中エコモードで利用すれば電気代を月額467円程度に抑えられます。
加えて、卓上型では珍しい再加熱機能が付いているので、カップラーメンなどに熱湯を使いたい場合に便利です。温水、または全機能でチャイルドロックができるので、子どもがいても安心して使えます。
・おすすめポイント➂:殺菌機能があり衛生的
プティオはウォーターサーバーの衛生面が気になる方に最適です。サーバー本体にはLED殺菌機能を搭載しており、有害な細菌・ウイルス等の除去に役立つ「UVC紫外線」によりいつでも清潔な水を飲めます。
さらに、安心サポートパックに含まれる1年ごとの定期メンテナンスでは、サーバーごと交換してもらえます。毎年新しいサーバーを使えるので衛生的です。
\クリクラの浄水型ウォーターサーバー/
3.「浄水型ウォーターサーバー」とは?
浄水型ウォーターサーバーは、水道水を専用のフィルターでろ過して給水するタイプのサーバーです。そして、浄水型サーバーの最大のメリットはコストが安い点にあります。
水道水を自分で給水して使うので、水を宅配してもらったり買いに行ったりする必要がありません。水道代はかかりますが、毎月3,000円ほどの月額料金さえ支払えばいくらでも水を使うことができます。
ただし、水をストックできないので災害時の備えにはなりません。さらに、天然水ではないので、水があまり美味しくないと感じる人もいます。
本章では、「浄水型サーバー」と「浄水器」や「卓上型サーバー」と違い、「(浄水型における)給水型・水道直結型」の違いについて解説します。
3.1.「浄水型サーバー」と「浄水器」の違い
浄水型ウォーターサーバーと浄水器は、水を浄化して給水する点は同じですが、次のような違いがあります。
■「浄水型サーバー」と「浄水器」の違い
- 月額費用
- 初期費用
- 機能性
浄水型サーバーは初期費用がかからない代わりに、月額料金がかかります。反対に、浄水器は初期費用が高額になりがちですが、定期交換のフィルターを除き、継続コストはかかりません。
また、浄水器は水をろ過するだけです。冷水・温水は使えないため、ミルク作りなどに水を使いたいと考えている方には不向きです。
一方、浄水型サーバーには、冷蔵庫で水を冷やすスペースを節約できたり、お湯を沸かす手間が省けたりするメリットがあります。利便性考えると、浄水器よりも浄水型サーバーのほうがおすすめです。
3.2.「浄水型」と「宅配型」はどっちがおすすめ?
ウォーターサーバーは「浄水型」「宅配型」ともに安全で美味しい水を飲めますが、次のような違いがあります。
■「浄水型」と「宅配型」の違い
- コスト
- 水の味わい
- 備蓄できるかどうか
コストは浄水型サーバーのほうが安いです。浄水型は宅配型と比べて月額料金が金が1,000円~2,000円ほど安いうえに、水をいくら使っても追加料金はかかりません。
一方、水を備蓄したい場合は宅配型サーバーのほうが向いています。宅配型サーバーでは、開封しない限り長期間水を保存できるので、いざというときも安心です。
水の味については、違いを感じられるかどうかは個人差があります。浄水型サーバーでは徹底的に水道水特有の臭いや不純物が取り除かれるため、不快に感じるケースは少ないでしょう。
まとめると、災害時に備えて水をストックしたい方、または水の味に強いこだわりがある方以外は浄水型サーバーのほうが向いています。
3.3. 浄水型サーバーは「給水型・水道直結型」どっちがおすすめ?
浄水型サーバーには、「給水型」「水道直結型」の2種類があります。主な違いは次のとおりです。
■浄水型サーバーにおける「給水型」「水道直結型」の違い
- 初期費用
- 置き場所の自由度
- 給水の手間
水道直結型は自分で給水する必要がありません。その代わりに取り付け工事が必要なので、初期費用が1万円ほどかかるり、撤去時にも工事が必要です。
加えて、水道直結型サーバーは主流ではないため、選択肢がそこまで多くありません。そのため、あなたが納得するサーバーを見つけられない可能性もあります。
総合的に見ると、浄水型サーバーでは「給水型」を選んだほうが使いやすいといえます。本記事でおすすめしている浄水型サーバーもすべて給水型です。
4.「浄水型ウォーターサーバー」を利用する3つのメリット
浄水型サーバーは月額料金が安くて水をいくらでも飲めるので、経済的なのが特徴です。宅配型サーバーと比較すると、次のようなメリットがあります。
■「浄水型サーバー」の主なメリット
- 水をいくらでも飲める
- いつでも安全な水を飲める
- 受け取りの手間がかからない
それぞれ解説します。
メリット①:水をいくら飲んでも料金が変わらない
浄水型サーバーなら水の使用量を気にする必要はありません。専用の給水ボトルに水道水を補給すると、いくらでも水を飲むことができます。
浄水型サーバーのフィルターで浄水できる量はメーカーによって異なりますが、1日10L以上のものが多いです。そのため、大家族だったり料理などに使ったりする場合でも十分な量だといえます。
一方、宅配型サーバーで届く水の量は毎月24L程度です。基本的に1〜2人分しかないうえに、なくなったら追加でボトルを購入しなければなりません。
メリット②:いつでも安全な水を飲める
浄水型サーバーならいつでも安全な水を飲むことができます。
サーバーに搭載されているフィルターの性能はメーカーにより異なりますが、いずれも高機能です。
たとえば、エブリィフレシャスのフィルターは有害なトリハロメタンやカビ臭、鉛なども取り除けるので、水道水特有の臭いも気になりません。
しかし、浄水型サーバーは宅配型サーバーの「天然水」や「RO(アールオー)水」と比べると美味しさでは一歩劣ります。よほど水へのこだわりがない限り、まずいと感じるケースは少ないです。
メリット③:受け取りの手間がかからない
浄水型サーバーは忙しくて家にあまりいない方でも使いやすいです。宅配型サーバーの場合、定期的に配送される水を受け取る必要があります。
メーカーによっては置き配ができないため、受取時間は家にいなければなりません。さらに、受け取れなかった場合、再配達のための手数料がかかることもあります。
一方、浄水型サーバーなら、水道水を給水するだけなので家に届くのは半年ごとに配送される交換用フィルターのみです。加えて、段ボールやボトルなどのゴミが出ないというメリットもあります。
5.「浄水型ウォーターサーバー」を利用する3つのデメリット
浄水型ウォーターサーバーはコスパが高くて管理も楽ですが、次のようなデメリットもあります。
■「浄水型サーバー」の主なデメリット
- 冷却・加熱に時間がかかる
- こまめに給水する必要がある
- お手入れが必要
それぞれ解説します。
デメリット①:冷却・加熱に時間がかかる
浄水型サーバーはろ過に時間がかかるのがデメリットです。水を多く消費する場合、好きなときに冷水・温水が使えないケースも考えられます。
一方、宅配型サーバーなら、ボトル容量が数十リットルあるので、一度セットすれば基本的にはいつでも冷温水が使えます。よほど水を大量に使わない限り、不足する可能性は低いです。
とはいえ、浄水型サーバーの水の冷却・加熱にはそこまで時間がかかりません。
■「浄水型サーバー」の冷却・加熱にかかる時間
冷水 |
60~120分ほど |
温水 |
30~60分ほど |
加えて、浄水型サーバーはろ過自体にはほとんど時間がかかりません。自動で冷却・加熱してくれるので、寝ている間や出かけている間などに冷水・温水ができているケースがほとんどです。
デメリット②:こまめに給水する必要がある
浄水型サーバーは水がなくなるたびに自分で給水する必要があるため、宅配型サーバーと比べて手間がかかります。
一般的に、宅配型サーバーのボトル容量は10〜20L程度なのに対して、浄水型サーバーのタンク容量は以下のように4.5~10L程度と小さめになっています。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「タンク容量」を比較
メーカー |
機種 |
タンク容量 |
ウォータースタンド |
ピュアライフ |
4.5L |
ハミングウォーター |
- |
7.9L |
エブリィフレシャス |
tall |
8.7L |
Locca |
Slim-R |
4.5L |
クリクラ |
プティオ |
6.0L |
とはいえ、宅配型サーバーはボトルが大きすぎて、女性や高齢者には交換が大変というデメリットもあります。重いボトルを持ち上げるのが厳しそうなら、むしろボトル容量の小さい浄水型サーバーのほうが楽です。
デメリット③:お手入れが必要
浄水型サーバーはこまめなお手入れが必須です。セルフメンテナンスの内容はメーカーによって異なりますが、一般的には3日ごとのお手入れが推奨されています。
■「浄水型サーバー」の主なセルフメンテナンス項目
項目 |
頻度 |
貯水タンク |
3日ごと |
給水口 |
3日ごと |
コックキャップ |
1週間ごと |
出水口 |
1週間ごと |
ドリップトレイ |
1週間ごと |
カートリッジ交換 |
6ヵ月ごと |
(参考:「エブリィフレシャス 取扱説明書」より)
しかし、お手入れが必要なのは宅配型サーバーも同じです。浄水型サーバーに限らず、家で美味しい水を飲むためには日頃のメンテナンスが必要であることを理解しておきましょう。
6. よくある質問
Q1. 浄水型サーバーで実施中のキャンペーンは?
本記事で紹介した浄水型サーバーで実施しているおすすめのキャンペーンは、次のとおりです。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「キャンペーン」
メーカー |
キャンペーン |
ウォータースタンド |
|
ハミングウォーター |
|
エブリィフレシャス |
|
Locca |
|
クリクラ |
Q2. 乗り換えで「キャッシュバック」がある浄水型サーバーは?
宅配型サーバーを契約している方などは、乗り換えキャンペーンの有無をチェックしましょう。
メーカーによっては、他社解約金の一部をキャッシュバックの形で負担してもらえます。
■おすすめ浄水型サーバー5選の「乗り換えキャンペーン」を比較
メーカー |
キャッシュバックの金額 |
ウォータースタンド |
16,500円 |
ハミングウォーター |
5,000円 |
エブリィフレシャス |
16,500円 |
Locca |
3ヵ月半額(4,995円相当) |
クリクラ |
15,000円 |
Q3. 浄水型サーバーで最もコスパが高いのは?
Loccaが最もコストが高くておすすめです。
浄水型ウォーターサーバーの月額料金は平均3,300円ほどですが、Loccaなら2,580円(税込)から利用できます。オンライン申し込みなら設置などの初期費用はかかりません。
Q4.「宅配型」から「浄水型」に変更するデメリットは?
人によっては、浄水型サーバーの水は美味しくないと感じることがあります。浄水型サーバーは高性能フィルターで有害物質を除去していますが、天然水と違ってミネラル等が含まれていません。
しかし、そこまで味にこだわらない方であれば、気にならないレベルです。
Q5. 古いマンションだと浄水型サーバーの水はまずいですか?
古いマンションでも、浄水型サーバーの水の味は心配ありません。古いマンションだと水道水が美味しくないのでは?と不安に思う方もいると思いますが、浄水型サーバーのフィルターなら鉛やカルキなどの有害物質もまとめて除去できます。
心配な方は、解約金なしで解約できるピュアライフがおすすめです。
Q6. 浄水型サーバーのお手入れの頻度は?
浄水型サーバーのセルフメンテナンスの頻度は、3日に1回程度です。
内容はメーカーによって異なりますが、給水タンクや出水口などは3日ごとの清掃が推奨されているケースが多いです。
Q7. メーカーによるメンテナンスの頻度は?
メーカーによる浄水型サーバーのメンテナンスの頻度は、およそ1年ごとです。
内容はメーカーによって異なりますが、本体の清掃、または本体交換などの対応を受けられます。
7. まとめ
浄水型ウォーターサーバーは、宅配型と比べて月額料金が安く、いくらでも水を飲めるコスパの高さが魅力です。そのため、一人暮らしの方から大家族まで幅広い層におすすめです。
最後に、冒頭で紹介した、おすすめ浄水型ウォーターサーバー5選の比較表を改めて載せるので、情報の整理にお役立てください。
■「浄水型ウォーターサーバー」おすすめ5選の比較表
メーカー |
|||||
機種 |
ピュアライフ |
- |
tall |
Slim-R |
プティオ |
デザイン | |||||
月額料金 |
3,330円 |
3,300円 |
3,300円 |
2,580円 |
3,140円 |
サイズ |
幅:260 奥行:370 高さ:1,204 |
幅:260 奥行:370 高さ:1,200 |
幅:290 奥行:363 高さ:1,125 |
幅:270 奥行:358 高さ:1,275 |
幅:240 奥行:415 高さ:362 |
温度帯 |
冷水:4〜8℃ 温水:92℃ |
冷水:6〜10℃ 温水:80〜90℃ |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水10~15℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水70~75℃) |
冷水:85℃ 温水:6℃ |
冷水:5〜10℃ (ECO冷水14~20℃) 温水:80〜85℃ (ECO温水58~63℃) |
タンク容量 |
冷水:2.0L 温水:1.5L |
冷水:1.5L 温水:1.3L |
冷水:1.5L 温水:1.5L |
冷水:1.8L 温水:2.3L |
冷水:1.0L 温水:1.0L |
加熱冷却期間 |
冷水:40分 温水:40分 |
冷水:60分 温水:30分 |
冷水:90分 温水:30分 |
冷水:80分 温水:30分 |
冷水:30分 温水:120分 |
チャイルドロック |
温水のみ |
温水のみ |
冷水・温水 |
全機能 |
冷水・温水 |
エコモード |
自動 |
手動のみ |
手動・自動 |
手動のみ |
自動 |
機能性やコスト、デザインなどを加味して総合的に判断し、あなたに合った浄水型ウォーターサーバーを選択してください。