4月初めにかけて潮目が変わりやすい〈米ドル/円アノマリー〉は、今の円安トレンドでも発動するのか【国際金融アナリストの考察】

4月初めにかけて潮目が変わりやすい〈米ドル/円アノマリー〉は、今の円安トレンドでも発動するのか【国際金融アナリストの考察】
(※写真はイメージです/PIXTA)

米ドル/円には、3月末から4月初めにかけて「潮目が変わりやすい」といった現象があります。誰もが当然と思ったトレンドが、明確な理由がないなかで急に変化するという現象(=アノマリー)の代表例として最適なのが、2004年3月末の相場でした。当時の相場を振り返り、現在続いている「米ドル高・円安」にもこの現象が機能するのか、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏が解説していきます。

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