「そんな人に見えなかったよね」…勝ち組部長、まさかの退職理由
世間を賑わせている、米・ドジャース、大谷翔平選手の専属通訳を長年勤めていた水原一平氏の解雇報道。球団は解雇理由を詳細に明かしていないものの、各紙、水原氏は違法スポーツ賭博を行い、多額の借金の返済が大谷選手の口座から行われたと伝えています。借金は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)とみられるという報道も。
――あんな人が……非常に残念
――違法賭博なんて……そんなことするような人に見えなかったのに
――ギャンブル依存症だったなんて。意外
さまざまな声が聞かれるものの、誰もが驚きを隠せない様子。ただ似たようなことは、日常でもよく起こることは、誰もが経験していることではないでしょうか。
――部長、会社辞めたってよ
ある朝、同僚から聞かされた衝撃的なニュースを綴った、都内の企業に勤務する30代サラリーマン。突然、会社を辞めたというのは、社内でも勝ち組として知られている40代の営業部長で、月収は100万円超え、年収も1,000万円だとか、2,000万円とか、噂されていた人物です。
――近いうちに役員になるなんて噂があったけど
――なあ
――なんで急に辞めたの?
――ギャンブルで結構、お金借りてたらしく、会社にまで催促の連絡が入ったらしいよ
――へえ、意外過ぎる
――それで会社に居づらくなったんじゃないかって、噂
株式会社タンタカが消費者金融からお金を借りた経験がある人に対して行ったアンケート調査によると、「はじめて消費者金融からお金を借りたときの年齢」で最多は「30代」で44%。「20代」が28%、「40代」21%と続きます。また「はじめて消費者金融からお金を借りたときの年収」で最多は「300万円以上400万円未満」で29.6%。「100万円未満」28.6%と続きます。
さらに「消費者金融を利用した回数」で最多は「1回」で54.3%。一方で「10回以上」と回答した人は11.6%。「何社の消費者金融を利用したか」に対しては「1社」が73%に対し、「5社以上」が3.6%。「累計でいくら借りたか」では最多が「10万~20万円未満」が21.6%に対し、「1,000万円以上」という回答者も。少数ながら借金に借金を重ねてしまっている人たちの存在を垣間見ることができます。
ではどういう理由でお金を借りたのでしょうか。最多は「生活費」で30%と切実な事情から。続いて「ギャンブル」が26%。「趣味・旅行・レジャー」が18.6%、「買い物」16.0%、「公共料金の支払い」12.0%と続きます。
そして最終的に「返済できなかった」と回答した人も1.3%。わずかではありますが、「借金が返せません!」と白旗を挙げた人がいました。