会社のお昼休憩に、家から持ってきた「手作り弁当」を広げる新卒社員。もちろん「料理が趣味なんです!」という人もいるでしょうが、よく聞くのが「節約のため」。「削れるといえば、まずは食費」という若手サラリーマンの実態をみていきましょう。
1食、100円です…手取り19万円、東京で1人暮らしのサラリーマン、「昼食は手作り弁当」に漂う悲壮感

手作り弁当をもって出社する「新卒社員」の実態

昼休み、社内の食堂でお弁当を食べる新卒社員。「若いのにこれだけで足りるんだろうか……」と心配になるような大きさだったと、20代の先輩社員。

 

――それだけで足りるの?

 

と聞くと

 

――ちょっと足りないですね

 

――手作り?

 

――そうです、自分で作ってます!

 

――へぇ、偉いね

 

――1食100円くらいなんです!

 

元気よく答える一方で、どこか悲壮感漂う新卒社員。話を聞くと、その新卒社員は大学生時代に住んでいた都内アパートにそのまま住み続け家賃は月7万円。新卒社員の給与では生活は厳しく、基本的に昼食は手作り弁当。夕食も自炊して節制をしているとか。