毎年恒例「SUUMO住みたい街ランキング」が今年も発表となりました。関心の高いランキングですが、発表されるたびに「本当に住みたい街なのか」という議論がされます。果たして、ランキング上位の街は誰が推しているのでしょか。みていきましょう。
恒例「住みたい街ランキング」…上位常連<横浜><大宮><吉祥寺>は誰が推しているのか?

2024年「住みたい街」ベスト3は変わらずも「大宮」が2位に浮上

そもそも「SUUMO住みたい街ランキング」はどのようなランキングなのでしょうか。首都圏版に関しては、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県に在住の20歳~49歳の男女を対象にしたWEBアンケートで、令和2年国勢調査の構成に合わせて、都道府県×性別×年代で計1万人が回答しています。

 

「住みたい駅」は、画面上にプルダウンリストを3つ設置し、都道府県→沿線→駅の順で選択肢を絞り込む形。対象駅は、1都4県にある駅(新幹線の単独駅の「本庄早稲田」を除く)が対象。「あなたが、今後「住んでみたいと思う街(駅)はどこですか。」の問いに対して、「最も住んでみたい街(駅)」は3点、「2番目に住んでみたい街(駅)」は2点、「3番目に住んでみたい街(駅)」は1点が与えられ、その合計得点でランキングされます。

 

2024年度のランキング1位は7年連続「横浜」で1,683点。2位は昨年3位からワンランクアップで「大宮」1,054点。過去の推移をみていくと、9位→4位→4位→4位→3位→2位と、近年、着実に順位をあげてきました。そして今年3位となったのが「吉祥寺」。もはや説明がいらないほど、同ランキングにおける上位常連の街です。

 

トップ10をみていくと、7位までと9位は昨年と同じ顔ぶれ。8位「品川」は昨年11位より3ランクアップ、10位「浦和」は昨年12位より2ランクアップしました。変わって11位「渋谷」12位「鎌倉」が、トップ10より陥落という形になりました。