おいしくて体にいい。赤ちゃんからご高齢の方までみんなに大人気の健康食材、さつまいも。今回はそんなさつまいもの魅力を、予防医学が専門の医師関由佳さんにインタビュー。ご自身の経験や暮らしぶりを交えながら、現代人に大切な食生活のポイントまでさまざまなことを教えていただきました。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。
食も暮らしもストレスなく楽しみながら
――最後に読者の皆さまへメッセージをお願いします。
私は自分の病気を治すためにあらゆる栄養学を勉強してさまざまな方法を試しました。でも正直楽しくなかったんですよね。ルールに従って食事をすることがストレスになっていることに、ある時気づきました。
そこからは先ほどもお話ししたように、腸内環境と血糖値だけは気をつけて基本的には体が食べたいものや旬のものを選ぶことにしました。
何を食べるかも大事なのですが、自分が「おいしい」「うれしい」などの直感に従うような生き方をするようになったら、自然と体と心が整って健康になりました。
病気もストレスも結局は自分自身が作り出しているもの。逆に言えば自分の主治医は自分でしかありません。私は自分の体を通してそれを実感しましたし、そのことをたくさんの人に伝えていきたいと思っています。
関 由佳
内科医、味噌ソムリエ、野菜ソムリエ、メディカルフード研究家
内科医、味噌ソムリエ、野菜ソムリエ、メディカルフード研究家
予防医学、栄養医学を専門とする医師。医食同源の考えのもと野菜と味噌を多く使ったバランス食を自ら実践。味噌汁ファスティングプログラムの監修医師を担当するほか、メディカルフード料理研究家としても活動。著書に『みるみる痩せる!味噌汁ダイエット』(宝島社)、『腸と胃を整える食べるくすりやさい麹』(アスコム)、『毎日食べたい!腸活みそレシピ』(海竜社)
著者プロフィール詳細
連載記事一覧
連載暮らしに役立つ情報を届けるサイト『AUX Magazine』から、おすすめをピックアップしてお届け!