食も暮らしもストレスなく楽しみながら
――最後に読者の皆さまへメッセージをお願いします。
私は自分の病気を治すためにあらゆる栄養学を勉強してさまざまな方法を試しました。でも正直楽しくなかったんですよね。ルールに従って食事をすることがストレスになっていることに、ある時気づきました。
そこからは先ほどもお話ししたように、腸内環境と血糖値だけは気をつけて基本的には体が食べたいものや旬のものを選ぶことにしました。
何を食べるかも大事なのですが、自分が「おいしい」「うれしい」などの直感に従うような生き方をするようになったら、自然と体と心が整って健康になりました。
病気もストレスも結局は自分自身が作り出しているもの。逆に言えば自分の主治医は自分でしかありません。私は自分の体を通してそれを実感しましたし、そのことをたくさんの人に伝えていきたいと思っています。
関 由佳
内科医、味噌ソムリエ、野菜ソムリエ、メディカルフード研究家
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