長期間にわたって安定的な家賃収入を得られることは、不動産投資の魅力の1つです。この魅力を現実のものにするためには、時間が経っても資産価値が落ちにくい物件を選び、購入することが重要です。そこで本記事では、資産価値が落ちないマンションの特徴とその選び方について解説します。
長期間安定した家賃収入を得られるマンションの「4つの特徴」…値下がりしない不動産投資用物件の選び方 (※写真はイメージです/PIXTA)

資産価値の高いマンションを手に入れる方法

資産価値が落ちない、価値あるマンションを手に入れる方法として、ここではリノベーション戦略を紹介したいと思います。先ほど中古マンションは資産価値を維持しやすいと述べましたが、中古マンションであっても時間の経過とともに資産価値が低下することは変わりません。

 

そこで、価格が手ごろでありながら需要の高い中古のワンルームマンションを購入し、その物件をリノベーションすることによって価値を再生すれば、「立地条件がよく差別化されたワンルームマンション」ができあがります。

 

東京など大都市圏では単身世帯が増加しており、令和2年(2020年)の国勢調査では初めて東京都の世帯内訳のうち単身世帯が半数を超えました。今後もこの傾向が続くと見られ、それに伴ってワンルームマンションの需要も見込めます。

 

中古マンションは手ごろな価格で好立地の物件を購入できるメリットがある一方で、「古い」ことがネックになります。リノベーション戦略はこの唯一に近いデメリットを克服できるため、資産価値の落ちにくいマンションを手に入れる有効な方法といえます。

資産価値が落ちないマンションを創造する成功パターン

資産価値が落ちないマンションを選ぶことは、大切な資産の価値を守るだけでなく不動産投資の長期的な安定化につながります。資産価値が落ちないマンション物件には特徴があるので、当記事で解説した特徴を理解したうえで物件選びをしてください。

 

また、リノベーション戦略は資産価値を下げないだけでなく資産価値を高める効果も期待できるので、「中古+ワンルーム+リノベーション」の組み合わせはぜひとも意識しておきたい成功パターンです。

 

 

山崎 博久

リズム株式会社

アセットコンサルティング事業部長