腰が痛い!→温める?冷やす?…腰痛時に「絶対やってはいけない」NG対処法【整形外科医が警告】

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腰が痛い!→温める?冷やす?…腰痛時に「絶対やってはいけない」NG対処法【整形外科医が警告】
(※写真はイメージです/PIXTA)

多くの人が悩まされている腰痛。早く治したい一心で、気づかないうちに誤った対処法をしている人も少なくありません。横浜町田関節脊椎病院の越宗幸一郎院長は、ギックリ腰などの「急性痛」と、長いあいだ継続して痛む「慢性痛」で、それぞれ「絶対にやらないでほしいこと」と「絶対にしてほしいこと」があるといいます。今回は医師の目線から、腰痛の対処法についてみていきましょう。

同じ痛みでも、「急性痛」と「慢性痛」で対処法は異なる

カラダの痛みには、急に痛くなって短期間で治る「急性痛」と、長期間にわたって継続する「慢性痛」の2種類があります。

 

急性痛の代表は、ケガやギックリ腰です。突然発生し、数日〜数週間、ときに3ヵ月程度続くこともありますが、その原因となる疾患が治れば自然と消えていきます。

 

一方、慢性痛の代表は、肩こり、腰痛、膝痛など、日常的に継続する痛みです。原因としては、組織が損傷したために起きるものや、神経に原因があるもの、心因性のものなどさまざまですが、完治が困難である場合も少なくありません。

 

このように、「痛み」と一言でいってもそれぞれに特性や対処法が異なることをまずは覚えておく必要があります。

 

「急性痛」のNG行動

 

[図表1]急性痛、温める? 冷やす?

 

急性痛は、突然激しい痛みが現れますから、すぐにでも痛みを解消したいと思いがちです。そのため、次のような行動をとる方もいるかもしれませんが、すべてNGです。以下の行動はどれも、急性痛の原因である炎症をさらに悪化させてしまうからです。

 

<急性痛のNG行動>

✕ 温湿布などで患部を温める

✕ マッサージする、患部を揉む

✕ 鍼灸治療をする

 

また、まだ整形外科でレントゲンやMRI検査などを受けてもいないうちに急性痛と自己診断し、マッサージや鍼などの処置をするのも危険です。骨や関節のトラブルや、細菌感染によって痛みが起きている場合、逆効果となる可能性があります。

 

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