【富裕層のための高級老人ホーム特集】
施設情報、サービス・設備ランキング、コラム記事など充実のラインナップ>>>
※外部サイトに遷移します
好みに合うホームだったはずが…
すべてが自分好みの老人ホームに出合えた寺澤さん。自宅は懇意にしている不動産会社に売却の準備を進めてもらい、すぐに引越しをしました。部屋の使い勝手は快適ですし、居住している人たちも、寺澤さんと同じような生活レベルなので違和感がありません。すぐに友達もできました。
しかし住み始めて1週間ほど経つと、寺澤さんの表情にかげりが見え始めました。その理由は食事でした。見た目は豪華なのですが、どこかファミリーレストランのランチメニューのようなラインナップ。味付けは可もなく不可もなく、といったところですが、強いていえば寺澤さんの好みとは微妙に異なっていたといいます。
ほかの老人ホームに入居した友人、数人に電話をしてみると「元有名レストランのシェフが作ってくれている」とか、「管理栄養士がいて、毎食、丁寧に作ってくれている」と話します。そういえば、自分のホームにシェフはいるのだろうかと、改めてパンフレットを見てみましたが、シェフの名前や肩書きは記載されていませんでした。
自分の好みとは違うという、ほんの少しの違和感。それがこれから先も続くと思うと……寺嶋さん、段々と苦痛は大きくなっていったといいます。
プロに任せて、本当に合うホームを見つけたい
翌週、遊びに来た娘さんに食事が口に合わないと話すと、スマートフォンで何やら調べ始めました。そして
「お母さん、ごめん! ここ食事の評価が低いわ。ご飯が美味しくないとか、メニューのバリエーションが少ないって」
と、言うのです。そういえば、このホームだけ見学時に食事会がなかったことを思い出しました。他のホームの試食が美味しかったので、どこでも同じように美味しい料理が提供されると勝手に思い込んでしまったのです。
もはや自室で料理をするのは難しい寺澤さん。このまま一生、口に合わない料理を食べ続けるのは厳しい……。
「もうだめ、耐えられない!」。
現在、老人ホーム選びのプロに相談して別のホームを探しているところです。
個人でホームを探すと、良い面にばかり目が行き、大切な部分を見落としてしまうことがあります。なるべくたくさんの人の目で確認する、あるいは専門家の意見を聞くのが後悔の無い老人ホーム選びの鉄則です。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】