「物件の立地が不動産投資の成功を左右する」といっても過言ではありません。本記事では、特に再開発が盛んに行われている渋谷区に特化して解説します。
100年に1度の再開発が進む「渋谷区」不動産投資の可能性 (※写真はイメージです/PIXTA)

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渋谷区の概要

スクランブル交差点やハチ公といった有名スポットがある渋谷エリア、サブカルチャーの聖地である原宿エリア、おしゃれなセレクトショップが点在する代官山や恵比寿エリアなど、個性的な特色を持つ街が複数あるのが渋谷区です。

東京都の中では副都心エリアに位置しています。都内屈指の繁華街のイメージが強い一方、実は緑被率が21.3%と、23区のなかでも緑の多いエリアです。

 

渋谷区の人口

渋谷区の人口は令和4年度9月1日の時点で229,553人です。ここ数年増加傾向にあり、渋谷区の人口推計では今後も人口が増加すると予測されています。

 

渋谷区の交通網

渋谷区はJR山手線、総武線、埼京線、湘南新宿ライン、京王線、京王井の頭線、京王新線、東急東横線、田園都市線、東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線、など東京都心から近隣県へのアクセスがしやすい路線が通っています。また、路線バスの運行数は都内で1番多く、都内有数のバスターミナル駅です。

 

渋谷区の家賃相場

LIFULLHOME’Sの東京23区内の相場表によると、渋谷区のワンルーム・1K・1DKの家賃相場は11.15万円と東京の中で2番目に高いエリアです。

 

渋谷区各エリアの特徴

渋谷区と聞いて渋谷駅近辺を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、渋谷区は北は西新宿5丁目近辺、南は恵比寿・広尾と南北に長い形をしていて、豊かな多様性を持つことが特徴のひとつです。ここでは、それぞれのエリアの特徴を紹介します。

 

◆渋谷

渋谷区の中心地「渋谷」は、常に先端のファッションやカルチャーを牽引するスポットです。若者ファッションの聖地として知られる渋谷109や、渋谷の代名詞とも言えるセンター街、老舗の総合雑貨店東急ハンズやビッグカメラといった大型店が建ち並びます。また、近年は渋谷駅周辺の大規模開発があり、駅周辺には洗練された大人のファッションや、よりすぐりのグルメも楽しめるビルが増えています。

 

◆原宿、神宮前、表参道

原宿にはサブカルチャー発信の地である竹下通り、表参道ブランドショップやヴィンテージショップが並ぶキャットストリート、表参道ヒルズなど、多くの人々がその名を知るショッピングスポットが集結するエリアです。

 

◆代々木上原、代々木公園

代々木上原といえば閑静な住宅街というイメージですが、近年では代々木上原から代々木公園にかけておしゃれでユニークなショップが多いことでも注目を集めています。都心からのアクセスも便利で、女性やファミリーからも人気のエリアです。

 

◆初台、幡ヶ谷、笹塚

初台にはオペラシティもあり、ビジネス街と幡ヶ谷付近の下町情緒の混在したエリアです。渋谷区の中では比較的物件価格が安く、1人暮らしの多いエリアでもあります。また、新宿までのアクセスがしやすい点が特徴です。

 

◆代官山

代官山は渋谷区内でも屈指の人気エリアです。代官山は渋谷まで1駅、恵比寿までは徒歩圏内と隣接しており、代官山ヒルサイドテラスを筆頭に、高級ブティック、レストラン、カフェが点在するエリアで、抜群の生活利便性と交通アクセスの良さと住みやすさが人気です。

 

◆恵比寿・広尾

恵比寿エリアは山手線、日比谷線が交差するアクセスが便利な立地です。1994年開業の恵比寿ガーデンプレイスは2022年11月8日にリニューアルオープンしました。広尾エリアは、恵比寿、港区南麻布、西麻布、南青山に位置するエリアです。バスの路線も多いため、東京の主要エリアはどこでも行きやすいことからアクセスも抜群です。