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23年連続1位の東京歯科大学の実力
2023年3月、第116回歯科医師国家試験の合格発表があった。医師国家試験同様、3年連続のコロナ禍のなかでの試験と合格発表となった。
出願者数は3669人(新卒2383人)、受験者数は3157人(新卒1919人)、合格者数2006人(新卒1483人)、合格率は63.5%(新卒77.3%)だった。合格率を昨年と比べると1.9%(昨年61.6%)、新卒で0.2%(昨年77.1%)上昇した。
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今年の合格率1位は昨年に続き、私学の雄、東京歯科大学が92.7%(新卒94.1%)が断トツの1位だった。実に今回で東京歯科大学は私立大学の新卒で23年連続1位を続けている。
詳しく説明すると、東京歯科大学は歯科医師国家試験で、私立大学の新卒で23年連続1位だけではなく、国公私立総合で6年連続で1位。2017年(平成29)の第110回の試験で東京医科歯科大学が94.1%で1位、東京歯科大学は91.1%の2位だった。実は、東京医科歯科大に敗れるまで5年連続で国公私立総合1位を続けていた。このように東京歯科大学は歯科医師国家試験では断トツの強さを誇っている。
東京歯科大学HPには「学習サポートの成果は国家試験合格率に表れる」とし、さらに「低学年からの充実したサポートによって学生個々が積み上げた知識は、本番で発揮される」と国家試験対策の成果を強調する。
2位は新潟大学歯学部(昨年8位)の85.2%(新卒86.7%)だった。3位は鹿児島大学歯学部(昨年12位)の81.5%(新卒91.3%)、4位は東京医科歯科大学歯学部(昨年7位)の78.3%(新卒79.7%)、5位は大阪大学歯学部(昨年4位)の77.8%(新卒80.4%)だった。
新卒の合格率が90.0%を超えたのは、東京歯科大学94.1%、松本歯科大学93.1%、鹿児島大学歯学部91.3%の3校だった。
合格率が5割を切ったのは奥羽大学歯学部38.6%(新卒64.6%)、福岡歯科大学39.3%(新卒45.0%)という結果だった。