(※写真はイメージです/PIXTA)

企業の健康診断で、35歳を境に組み込まれるバリウム検査。このバリウム検査は苦手な人も多く、なかにはバリウム検査だけ当日にキャンセルにする人もいるほどです。多くの人に不評なこの検査、実は40代以降の多くの医師は「受けなくなる」と、MYメディカルクリニック横浜みなとみらいの山本康博院長はいいます。それはなぜか、みていきましょう。

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バリウム検査を「受けないほうがいい人」

バリウム検査は、そもそも受けられない、受けないほうがいいという人もいます。以下の9項目のいずれかに当てはまる場合、バリウム検査を受けないよう指示される可能性もありますので、該当することがわかっている場合は事前に相談しておきましょう。

 

■体調不良を起こす可能性が高い人

•過去、バリウム検査でアレルギー症状(血圧低下・発疹・発汗・悪心・嘔吐など)を起こしたことがある
•過去、バリウム検査を受けた際に体調不良を起こしたことがある
•強い腹痛などの消化管系の症状がある
•現在、胃や腸の疾患で治療中または経過観察中である

 

■バリウムが気管に入って呼吸困難や肺炎を引き起こすリスクが高い人

•過去の検査でバリウムを誤嚥(誤って気管に入る)したことがある
•脳血管障害などで嚥下障害がある
•酸素吸入治療をしている

 

■脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすリスクが高い人

•重度の高血圧 (当日の血圧が180/110mmHgを超えている)。

 

■バリウムが腸に詰まりやすい人

•過去に腸閉塞・腸捻転を引き起こしたことがある
•検査前3日間排便がないなどひどい便秘症である
•胃・大腸・小腸のいずれかを切除している
•心疾患や腎疾患などで水分制限中である

 

■慢性疾患が悪化するリスクがある人

•重篤な心疾患・肺疾患がある

 

■撮影台からの転落リスクがある、または撮影困難な人

•手足に麻痺がある
•検査のための寝返りなどの体位変換が自分でできない
•体重130kg以上(※撮影装置の体重制限による)

 

■1年以内に消化器・循環器・呼吸器・脳血管・脊椎・四肢などの手術を行った人

•手足に麻痺、自力で体位変換できないなど

 

■毎回結果が「精密検査」に該当している人

•バリウム検査よりも詳細な検査を行った方ほうがいいと判断される

 

■妊娠中または妊娠の疑いがある

•胎児への放射線の影響を考え、検査を受けられない

バリウム検査がなくならないワケ

バリウム検査もバリウムを飲むのが苦手、発泡剤を飲んでゲップを我慢するのが苦しいという人はいますが、全体的に内視鏡検査よりも負担が少ないといえます。また、検査時間も胃カメラよりも短いことが多いです。

 

胃カメラよりも胃がんを発見する精度は下がるものの、比較的短時間で少ない負担で検査ができるため、バリウム検査は今でも多く行われているのです。

 

まとめ…バリウム検査は法的義務ではない!やむを得ない場合は拒否可能

バリウム検査は国が推奨している胃がんの早期発見のための検査ではありますが、労働安全衛生法に義務づけられている「法定検診」には含まれていません。

 

つまり、バリウム検査を受けることは法的な義務ではありませんので、やむを得ない理由があれば拒否できる場合もあります。当てはまる場合は、会社に事前に相談しておきましょう。

 

ただし、日本人は胃がんの罹患率が高く、バリウム検査は短時間で胃がんのリスクをチェックすることができる有用な検査であることは変わりありません。バリウムを受けない場合も代わりとして胃カメラ(内視鏡)検査をお受けになることをおすすめします。

 

 

山本 康博

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい

院長
 

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