【勝率アップ】FX初心者向けデイトレードの手法と勝てる5つのコツ！

「デイトレードってどんな取引？」

「デイトレードで勝つためのコツって？」

「デイトレードにオススメのFX会社はどこ？」

 

「デイトレードって言葉はよく聞くけど、実際に何をどう始めていいかわからない」というお悩みを持っていませんか？

 

 

「寝てる間に大損してた」なんてイヤですよね。デイトレードならそんな心配もありませんよ！

 

「デイトレードの取引手法や勝つためのコツをを知りたい！」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

FXのデイトレードとは？　基本情報と使用する時間足

 

デイトレードとは、その日のうちにすべての取引を完了させるトレードスタイルです。

 

日をまたいでポジションを保有しない短期での取引が特徴です。

 

具体的には、1時間～数時間のポジション保有期間で売買し、1回の取引で10～50pips(1万通貨で1,000円〜5,000円)ぐらいの利幅を狙います。

 

「寝ている間に相場が大きく変動してロスカットされていた」なんてこともないため、FX初心者にも人気のトレードスタイルですよ！

 

デイトレードとスキャルピングの違いって何？

スキャルピングも同じく短期売買ですが、最も大きな違いは決済までの期間です。

 

スキャルピングは数秒～数分の取引を、1日に何十回と繰り返して10pips未満の小さな利益をコツコツ積み上げます。

 

取引手法	1回の取引時間	1日の取引回数	テクニカル分析	ファンダメンタルズ分析
スキャルピング	数秒〜数分	1日に数回〜数十回
デイトレード	数分〜数時間	1日に数回

 

一方でデイトレードは、スキャルピングよりも大きな10~50pipsほどの利幅を狙います。

 

結果的にスキャルピングと比べ、デイトレードの方がポジション保有時間も長くなり、一日のエントリー回数も絞られるので落ち着いてトレードできますよ。

 

デイトレードでは1時間足を基本にする

 

デイトレードの際にチャートを見るなら、1時間足を基本にしましょう。

 

なぜなら、1時間足を使うことで直近1週間の時間単位のトレンドが把握しやすいからです。

 

また、長期的な流れを把握できる日足や4時間足、エントリーポイントを見つけるために15分足を併用するのがオススメですよ！

 

デイトレードの手法4ステップ！　必勝法はあるのか？

 

デイトレードで誰でも勝てる手法や必勝法は存在しません。

 

値動きの理由には様々な要因が関わっており、チャートに描かれるパターンも無数に存在するからです。

 

ただし、大きな動きから順に相場のトレンドを把握する様にすると勝率は上がるので、私が使っている手法を元に流れをご紹介しますね。

 

1.日足でトレンドを分析する

まずは、日足で今発生しているのは上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかを把握します。

 

 

 

日足で明確にトレンドが確認できるなら、そのトレンドは大きい流れのトレンドということになります。

 

また、トレンドラインの角度はトレンドの強さを表しており、急なものほどトレンドが強いと読み取れます。

 

日足ではポイントが明確に見えないことが多いので、トレンドラインを引く際には1時間足を利用するようにしましょう。

 

その後、MACDを用いて、現在の売買トレンドを確認します。

 

 

MACDのが示すトレンドの方向と、ラインで読み取れるトレンド方向が一致している場合にエントリーを考えていきます。

 

 

 

2. 1時間足のチャートで細かく分析する

日足ではわからない直近数日のトレンドを細かく分析するために1時間足のチャートに切り替えます。

 

まずは、トレンドラインを引くことから始めましょう。

 

現在の値動き付近の水平線（ネックライン）も支持・抵抗帯を見極めるために引いていきましょう。

 

特にこれまでに大きな支持・抵抗となったラインは強いラインなのでしっかりと意識しておきましょう。

 

 

売りポジションなら天井付近、買いポジションなら底ということですね。

 

ここからは、下降トレンドで売りポジションをもつ場合という前提でお話をすすめます。

 

3. 15分足（5分足）でエントリーのタイミングを探る

エントリーのポイントは、トレンドラインの天井付近で、チャートパターンが出現しているか、揉み合った上に高値を切り下げてきている時です。

 

1時間足で天井付近の揉み合いを確認したら、15分足（見にくい場合は5分足）に切り替えてより細かい形状を確認します。

 

 

こちらのケースでは、トレンドラインのブレイクに失敗して、徐々に高値を切り下げてきています。

 

①のポイントでは、ヘッドアンドショルダーも出現していますが、天井でもなければ図形も小さいですね。

 

より大きな抵抗が起こっていたのは、②のトレンドラインなのでこちらのブレイクがより安全なエントリーのタイミングです。

 

4. MACDを確認してエントリーする

エントリーの際には1時間足のMACDも確認するようにします。

 

これはダマシに合う確率を減らすためです。

 

出現したチャートパターンが小さかったり、天井での揉み合いが足りない時には、反発に合う確率が高まるため、1時間足のMACDを使って確認します。

 

15分足で高値を切り下げてきている時は、5分足や15分足のMACDは下降のトレンドを示しています。

 

しかし、揉み合いが不十分だと、1時間足ではMACDのトレンド転換（ゴールデンクロス・デッドクロス）が起こっていないことがあります。

 

 

そこで、1時間足のMACDが下降のサインを示しているかどうかを確認してからエントリーすると、大きな反発に合う確率を下げられます。

 

ただし、一時的に反発してくる可能性は十分ありますので、余裕を持った損切りラインを持つようにしましょう。

 

 

デイトレードで勝つためにコツ5つ

 

デイトレードに必勝法はありませんが、勝つためのコツはありますよ。

 

5つのコツを紹介しますので、ひとつひとつ実践してみてください！

 

【デイトレードで勝つコツ】
1. 必ず根拠を持ってエントリーする
2. ブレイクアウトをゾーンで捉える
3. 仮説と違う値動きになったら損切を徹底する
4. 大きなトレンドへのフォローを心がける
5. トレンドが出ているメジャー通貨で取引する

 

1. 必ず根拠を持ってエントリーする

デイトレードで勝つためのコツ1つ目は、エントリーには根拠をもって臨むことです。

 

「なんか上がりそうだから」というギャンブルのような取引をしても勝率は上がりません。

 

（引用：その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会）

 

金融先物取引業協会の調査でも、FXで損失を出す理由の第2位が「根拠のない取引」です。

 

最初のうちは根拠の精度が低くても、エントリーを重ねることで経験として蓄積され、どんな相場にも対応できるようになりますよ！

 

ちなみに、根拠の制度を高めるためには、上がるor下がるの予測は自分なりの「仮説」を立て、結果が出た後は予測通りに行った/行かなかった要因の「検証」をしましょう。

 

この「仮説」と「検証」を繰り返すことで、根拠の精度を高められますよ！

 

2. ブレイクアウトをゾーンで捉える

エントリーの絶好のタイミングであるブレイクアウトは、ラインではなくゾーン(帯)で捉えましょう。

 

なぜなら、「本当にブレイクしたか」の見極めがしやすくなるからです。

 

ブレイクアウトは、ラインを抜けた時に「本当にブレイクしたのか」の判断が難しいですよね。

 

 

人により見ているチャートも違えば、時間足も違います。

 

それに値動きは常に上下し続けるので、ラインを超えたと思えば揺り戻しが起きたりを繰り返します。

 

そこで、サポート・レジスタンスラインの一帯を支持帯・抵抗帯と捉え一呼吸置くことで、ダマシに逢いにくいエントリーができるのです。

 

3. 仮説と違う値動きになったら損切を徹底する

仮説と違う動きになったら、すぐに損切りして損失を小さく抑えましょう。

 

大きく勝つことよりも、負けを小さくすることがFXで勝つ上で重要だからです。

 

（引用：その他調査レポート等 | 一般社団法人 金融先物取引業協会）

 

FXで損失を出す最大の理由は「損切りの失敗」と、金融先物取引業協会の調査結果でも出ています。

 

FXは投資なので、目先の勝ちよりも長期での勝ちを目指しましょう。

 

 

4. 大きなトレンドへのフォローを心がける

トレンドフォローを狙うなら、短期足だけでなく長期足のトレンドをフォローしましょう。

 

長期足のトレンドにフォローしておくほうが、トレンドに乗りやすいだけでなく利幅を取れる確率が高まるからです。

 

例えば15分足で下落トレンドであっても、1時間足で見ると上昇だったということはよくあります。

 

短期トレンドは長期トレンドに吸収されやすいので、長期足を見ることが重要なのです。

 

5. トレンドが出ているメジャー通貨で取引する

トレンドが発生しているメジャー通貨で取引しましょう。

 

その理由は、レンジ相場だと利幅が取れない事が多い上、売買ポイントの判断が難しいからです。

 

トレンド相場で大きなトレンドにフォローしてエントリーすると、トレンドラインに沿って動くため、反発にあっても損切りを免れる可能性が高まります。

 

 

しかし、レンジ相場では、水平線を軸にトレードするので、ポジションの優位性がなくなり損切りにあいやすくなります。

 

また、流動性の低いマイナー通貨は、スプレッドも高く、不安定でテクニカル分析が通用しにくいので避けましょう。

 

最初はドル円でトレンドフォローに慣れつつ、徐々に豪ドルやポンドなども織り交ぜてエントリーの機会を増やしていくのがオススメです。

 

初心者が陥りやすいデイトレードの注意点と解決法3つ

 

デイトレードで稼ぐコツがわかったら、次は注意すべき点を3つ解説しますね。

 

デイトレードは初心者でも取り組みやすいスタイル故に、落とし穴もあります。

 

これからデイトレードに取り組むなら必ず把握しておきましょうね！

 

【デイトレードの注意点】
1. 根拠をこじ付けて取引しない
2. エントリーを急がない
3. デイトレードに囚われない

 

1.根拠をこじ付けて取引しない

 

こじつけの根拠で取引はしないようにしましょう。

 

取引したいがために、ネットを駆使して調べたたくさんのサインを使って導き出したエントリーポイントが、実は損に繋がりやすかったりします。

 

あくまでもチャートの形状やツールから読み取れるサインは相場の動向を読み取るものです。

 

エントリーの際には、しっかりと客観的な分析に基づいた根拠が大切です。

 

自分勝手な期待で根拠をこじつけていないかエントリー時には確認するようにしましょう。

 

 

2.エントリーを急がない

思った様にブレイクアウトしたからといって、エントリーを急ぐのはやめましょう。

 

皆が注目するポイントは売買圧力が拮抗していることが多く、ラインをブレイクしても反発にあう可能性があるからです。

 

例えば、あなたが「売りポジション」でエントリーを考えているとします。

 

その際には、逆の買いポジションを持っている人が、諦めて利確するポイントまで待ちましょう。

 

 

そのポイントが「買いポジションの決済」と「新規売りポジション」が重なって値動きが大きくなるポイントだからです。

 

「勝つためにゾーンで捉える」というお話をしましたが、ラインを超えてすぐにエントリーするのではなく、1歩タイミングを遅らせることで確実性が高まりますよ。

 

 

3.デイトレードに囚われない

デイトレードに囚われすぎないようにしましょう。

 

なぜなら、その日にすべてのポジション決済をすることで、利益を伸ばす機会を逃してしまう可能性があるからです。

 

 

しかし、24時までにすべて決済してしまうと大きな利益を得る機会を逃します。

 

必ずその日にすべて決済しなければいけないという訳ではありませんので、柔軟に対応しましょう！

 

ただし、以下のように大きく相場が動く可能性のある場合には、日を持ち越すのはやめておく様にしましょう。

 

【日を持ち越さない方が良い場合】
・経済指標の発表などの経済イベントがある場合
・日足の方向感が不明瞭な場合
・土日を挟む場合

 

デイトレードにも最適！ 初心者向けのFX会社5選

 

「デイトレード始めたいけど、どのFX会社がいいかわからない」という方に、デイトレードにオススメのFX会社を3つ紹介しますね！

 

デイトレード向きのFX会社を選ぶ際は、3つのポイントを意識しましょう。

 

【デイトレード向きのFX会社を選ぶポイント】
・スプレッドが狭い
・約定率が高い
・注文種類が多い

 

上記3つのポイントを満たしたデイトレードに最適なFX会社は以下の3つです。

 

【デイトレードに最適なFX会社】
・GMOクリック証券
・松井証券
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もっと詳しくFX会社を比較検討して見たい人は、こちらの記事も参照してみてください。

 

 

まとめ

 

この記事で解説した「デイトレードのトレード手法と勝つためのコツ」を理解して実践することで、デイトレードの勝率を上げることが出来ますよ！

 

最後にこの記事のおさらいです。

 

・デイトレードの必勝法はないが、勝つためのセオリーは大きなトレンドにのる
・勝率を高めるためには、自分勝手な期待ではなく客観的な根拠に基づいてトレードする
・エントリーは慌てるのではなく、しっかりと揉み合いの勝負づけが済むポイントまで待つ
・トレードを振り返り、仮説検証してトレード精度を上げていくのが大事

 

デイトレードはFXでもポピュラーなトレードスタイルなので、非常に取り組みやすいです。

 

ただし短期取引なので、テクニカル分析とエントリーの根拠が重要です。